氏神様のお祭り

お友達と銀座でアンテナショップ巡りをしたあとは、母と家で晩ご飯をたべて、夜からまた外出。
母に氏神様のお祭りがあるので一緒に行こうって誘われていたんです。

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昼間の天祖神社。

御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)、稲荷大神(いなりのおおかみ)、天満天神(すがわらのみちざねこう)。

「鎮座の年代は不詳とされていますが、古老の間では永照四年(1507年)と言い伝えられています」って。





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今夜は宵祭り。

時間もまだ早かったんですが、まるでお能のように背景に松の絵が描かれた舞台で、有志の芸能が行われていました。

母はこれを私と一緒に見たかったんだって。










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近所の商店街の人たちが出演しているらしく、あれは八百屋の奥さんよ~、とか、あの人は習いはじめたばかりなのよ~、とか母が楽しそうに解説してくれました。

この日、私が見た中で一番上手だなぁと思ったのはこの写真の女性。

男踊りですが、扇子と傘の動きがとてもきれい。




私は小さい頃からお稽古ごとといえば西洋のものばかりで、オーストラリアにいってから、借り出されて日本舞踊の特訓もしました。(ヒルトンホテルで踊ったことも!笑)
クラシックバレエになじんだ体にはまったく正反対に思える日舞の動きを身につけるのが本当に大変でした。
でもおかげさまで、こういう踊りをみても鑑賞のポイントがわかるようになったのは嬉しいです。

今回の踊りではみなさん音楽に演歌をつかっていたのですが、そうじゃなくてむしろ伝統的・古典的なものにしたら、若い人たちも興味をもってくれるんじゃないかな、って思いました。


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唄のグループも登場。

私は三味線、上手だなぁって見てました。













イメージ 5やっぱりお祭りには子供たちがいないとネ。

私も小さい時はここのお祭りを楽しみにしていました。

もうずいぶん規模が小さくなって、オーガナイズをしている方たちも相当お年を召しているようでしたが、こういうお祭りはず~っと続けていって欲しいなって心から願いました。



2010年10月23日