桜の花の姫神様

忍野八海で看板の説明を読むと、何度も「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」の名前を目にします。
う~ん、この名前、聞いたことがある、、と気になって調べたら。
あ~、わかった。この神話がけっこう衝撃で心に残ってたんだ。

曰く。。
木花開耶姫命はたった一夜の契りで懐妊されたため、貞節を疑われた。
そこで潔白を証明するために誓約をおこなった。
それは出口のない産屋にこもり、まわりに火をはなち、燃え盛る炎の中で無事に出産するというもので、その結果この姫神の身の潔白が証明された。
(この時生まれた三人の皇子のうち二人は海彦、山彦です^^)

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忍草浅間神社。富士信仰に基ずく浅間神社は日本各地にありますが、浅間神社で木花開耶姫を祀る場合火の神様として祀る場合と、水の神様として祀る場合があるそうです。
「湧池」の伝説で富士の噴火のときに水をわき出させたという言い伝えをみても、この地では水のパワーが強いのかもしれませんね。




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手水舎の水口の龍。かっこいい。

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それでは山中湖めぐりへ~、と思ったら、急に雲行きが怪しくなりました。
え、、雨??
あんなにお天気がよかったのに、富士山が隠れてしまったよー。
あんなに大きい富士山が見えなくなっちゃうなんてね、、、見えてたらこんな富士のはずでした。残念。


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「花の都公園」のお花畑からも富士山が見えなかったばかりか、肝心のお花が咲いてない!
チューリップ畑のはずだったんです。
今年は3月、4月よっぽど寒かったんですね。
でもそのおかげで桜が見られたと思うから、いいんだ。
ここは季節によってひまわり畑になったりコスモス畑になったりするそうなので、季節ごとに楽しめますね。

こちらも見えてたらこんなチューリップ畑(笑)


木花開耶姫命は花のように美しいお姫様。
その花は桜だというから、これまで晴天で富士山と満開の桜が見られたのはこのお姫様のおかげかな^^

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山梨県名物「吉田うどん」をいただきました。
麺が固いのが特徴だって。
それからキャベツと、馬肉が特徴、、え?馬肉?これ馬肉だったの?!?!
とあせったら、ここ「てっちゃん」ではあえて牛肉を使っているとのこと。
ほっ。
やっぱり馬とか犬とかは苦手。。

もとはスナックだったという店内はスピーカーがあったり、カウンターがあったり、うどん屋さんとしてはちょっと不思議な空間でした。
でも旅にでたらその土地の名物を味わうのが楽しいですネ。

2011年6月2日 18:22