イメージ 1The Kennedys 「ケネディ家の人々」

正確には映画ではなくてテレビシリーズです。
アメリカでは8回シリーズだったけど、オーストラリアでは90分づつの4回にわたって放映されて、昨夜最終回でした。

ジョン・F・ケネディ役に大好きなグレッグ・キニア。
ジャクリーンは、ケィティ・ホームズ。トム・クルーズの奥さんね。

ケネディ一族の裏話だけど、はじめに「ヒストリー・チャンネル」で放映されるはずだったのが、史実に正確でないとクレームがついて、別のテレビ会社が放映権を得たといういわくつきの作品。

日本ではNHK BSで7月3日放映だそうです。
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/kennedys/


イメージ 2若き大統領。
どういういきさつでジョンが大統領になったのか。

彼と父の関係、彼と弟のボビー(ロバート・ケネディ)との関係、ケネディ家の女たち、マリリン・モンローとの関係、暗殺にいたるまで、本当に興味深く描かれています。

ケネディ家は若くして暗殺、事故死など悲劇が絶えないけれど、彼らは選ばれた人たち、この世になすべき役割をもって生まれてきた人たちなのかもしれない、、なんて漠然とした思いをもちました。


イメージ 3グレッグ・キニアもケィティ・ホームズも本物のケネディ夫妻に雰囲気が本当に似ていました。

ケィティってトムに見初められて玉の輿のような結婚をしたけど、彼女自身は隣のお姉さん的なテレビの恋愛ものアイドル、、くらいにしか思ってませんでした。
でもこのジャクリーン役は本当に適役でよかったですよ。
国のリーダーとなることのできる素晴らしい人物だけど、どうしようもなく女癖が悪いジョンをサポートして大統領夫人として支えてきたジャクリーンの姿を見事に演じていました。

グレッグも本物のケネディにみえてきちゃって、、、この役で男優賞をとるかもしれませんね~。

女癖といえば、お父さんの代からの浮気の数々が語られるけど、前アメリカ大統領の話というからには学校の生徒も見るからでしょうか、色っぽいシーンはキスどまり。
それだけにあの時なにかあったのかしら、、なんて気になっちゃったり(笑)

イメージ 4

そして女の子のお楽しみとしては、やっぱりケィティの着るコスチュームの数々。
ジャクリーンってすごくスタイリッシュだったんですね。

このピンクのシャネルスーツは、アルマーニがこの映画のために再現したそうです。
この服にあわせたケィティのピンクの口紅もとっても可愛くて、ブランドを教えてほしいくらい(笑)

イメージ 5そしてなんといってもこのケィティの白いお花のドレスが最高~~
可愛すぎる~~(ハート)

ちなみにこのシーンはパーティーでピアノの演奏を聞いているところ。
でも退屈したジョンは仕事にみせかけて退出して、階下のプライベートな映写室で一人で映画を見ている、、そこへ女性がやってきて、そのままなりゆきで浮気~ 
英雄色を好む、かな。
でもそれをやったビル・クリントンは大恥かきました。

とても面白いテレビシリーズでした。おすすめです。