映画やドラマの鑑賞記録。

今日は7月末から8月3日までの間にけっこう一気見した「ブラックペアン」。

あ〜、時間が経つのが早い。もう8月も終わりそうだし。

 

 「ブラックペアン」(2018)

 

 

あらすじ

 

舞台となる東城大学医学部付属病院に、突如導入されることになった手術用最新医療機器・スナイプ。
この最新機器を巡る疑惑をきっかけに、外科医としてのプライドを守ろうとする"オペ室の悪魔"こと渡海征司郎(二宮和也)が、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かっていく姿を描く。
病院・研究室と製薬会社、医療機器メーカー、そして厚生労働省などとの癒着問題や様々な不正、「ブラックペアン」と呼ばれる特製の黒いペアン(止血用鉗子)に隠された過去が暴かれる、痛快な医療エンターテインメントドラマ(引用元)

 

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感想

 

日本とオーストラリアではネットフリックスで見られる作品が違うのですが、こちらでも過去のTBSのドラマシリーズはみられるものがある。

 

長瀬智也さんの「俺の家の話」「タイガー&ドラゴン」「池袋ウエストゲートパーク」なんて名作をみることができたのもネットフリックスのおかげなので、感謝しています♪

 

本作は、このあいだ国際交流基金のオンライン日本映画祭でみた「下町ロケット」(2015)にでてた小泉孝太郎さんが出演してるな〜と思ってつけてみたら、なんだか構成がまるで「下町ロケット」と一緒だった。

っていうか出演者もかなりかぶってました。

 

「下町ロケット」は町工場の部品製作の話だから、足の引っ張り合いや、不出来な製品があっても物語としてみていられるけれど、医療の現場で、それも心臓外科なんて人の生き死にに直接関わる場で、こんなふうな悪徳医師ばかりのエンタメってあり?!ってびっくり。

それが現実にもあることだとしたら最低だ〜〜と思ってみてましたね。

 

私はこれまで外科手術や入院の経験が一度もないのだけど、長年、癌と戦って四年前にとうとう力尽きた母が、たくさんの手術の前にいつも先生に、お願いします、と頭をさげていた気持ちが今、わかった。本当に手術なんてどうなるかわからないものなんだ〜と、これみて思ってしまいました。(追記:腎臓結石で緊急に病院で夜を過ごしたことは2度あります。)

 

長年オーストラリアにいるので、実は「嵐」の歌も一曲も知らないくらい無知なのだけど、二宮さんってこういう演技するんだなぁ、と思ってみてました。

わけあって、とてもひねくれたアンチヒーローの役なのだけど、他の演技をみたことがないから、こういう人なのかと思ってしまう危険(笑)

 

かわって小泉孝太郎さんは「下町ロケット」で嫌な人の役だったので、今回もまた同じ?!って思って見てたら、いい人になって(笑)、なんだかほっとした〜。なぜか私には孝太郎さんが郷ひろみにみえて仕方がありません(笑)

そういえば弟さんの進次郎さんは、自民党総裁選出馬ですか。

いやぁ、知らないうちに、日本ではいろんなことがおこってますね。

 

さて今、日本では「ブラックペアン」のシーズン2がテレビ放映されているそうなので、またネトフリに来てくれたら、せっかくなのでみたいと思います。

 

お医者さんだって人間だし、どんな職業にもいろいろなことはあると思いますが、やはり各職種に基づく倫理というものはあるはずですから、医療の世界でこんなことはありませんように、と願います。

 

星みっつ半。