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LIVE ALIVE

Artist、 Shoko Watanabeのオフィシャルブログ。アート、音楽、日々のこと。

もう五月になりました。


やだ、まだ生きてる。


だなんておもう日々。


長生きしたくねえとおもいつつも、わたしのまいにちは、きかんしゃみたいに走って逝く。





先月、とある撮影をしました。




わたしが関わってる、とあるプロジェクトの撮影でした。



定期的な撮影は、ついに終わりを迎えました。



まだくわしいことはお伝えできないけど、けど、あたしの日々が切り取られてかたちになるのです。


わたしの人生の辞書に「クランクアップ」と「Finally」が追加されるとはおもいませんでした。


どきどきしたし、きんちょうしたけど、やりきってよかったし、すこし強くなった気がします。


人生に色が付いた気がします。


あたしの新しい居場所ができたような気がした。


居場所があるようでなかったから。


居場所と拠り所はまたなんとなく違うから。


わたしは表現することで生きてることに対する海を出してきました。



いたい、かなしい、くるしい、死にたい!



すき、うれしい!



どんな気持ちも、うたにしてきました。



ことばにしてきました。



そんな人生が少し報われた気がしています。



生きてるって苦しいし、わたしは精神疾患と15年くらい付き合ってる。


もう、やめちまいてーな、人生。


何度も死にたくなったし消えたくなったけど、絶望がある種のカンフル剤だったのかもしれません。


わたしにはだいじな仲間ができました。


このプロジェクトをシェアできるすてきなチームの人たちが、日本にも海外もいます。


たくさんのきもちをぶつけたし、


なんだか人生みたいだった。


あたし、すごいかもしんないっておもえた。






すごくなんかない私を、世に出そうとしてくれたり、チャンスを与えてくれたり。



そんなすばらしい出逢いがありました。



みんなが持ってないコミュニティを持てた気がした。



それは時に苦しいかもしれないけど、わたしは後悔してない。


やらなかったら、そのほうが後悔したかもしれないから。



この企画のチームの方(クリエイターNAOさん)が、「変われる人は、変われる自分を信じてるんだよ」って言ってくれました。


わたしなんか、って、ずっと思って生きてきたし、今も自尊心や自己肯定感はゼロに近いけど、マイナスから1くらいにはなったかもしれない。


3くらいはあるかもしんないよ。


本当に、貴重な経験をさせてもらえたし、こんな経験してる人のほうが、少ないよ。


わたしはバカ正直だから、いろんなこと真正面から受け止めすぎて、なんで、どうして、ああ、やっぱりわたしはずっとちょっと寂しくて、苦しくて、ほんのりした絶望をポケットで握りしめてるじゃないか!って、落ち込むけど、でも生きてるのよ。まだ。


それに、日本中の人に言って回りたいくらい、大好きなきらきらな憧れの人にもこの企画に協力をしてもったのです。


わたしのことを昔から知ってるひとなら、わかるかもしれない(笑)




だから、とんでもねえ経験と思い出を作り上げてしまったのです。



「撮影に協力してもらえたのは、諦めなかったしょうこさんの実力なんだよ」って、NAOさんは言ってくれました。ま、まじ、、、?どうしよう、っておもいました。





てなかんじで、このプロジェクトにはあんなひとやこんなひとが関わってます。


ベストセラー作家のゆかさん(またお逢いしたい!)
や、デンマーク人の監督、チームの方々。


もう、書きたいこと伝えたいことたくさんありすぎるけど、、、たぶん原稿用紙20枚は書けますから。



わたしもかたちになるのが楽しみです。



ほんとに、近年すごい角度で人世が変わってきています。



もちろん、苦しいこと、つらいこと、たくさんありました。困ったこともいっぱいあったし、死ぬこともたくさん考えた。



今だってわたしは苦しいよ。



苦しくないとは言えない。



でもわたしは恵まれてます。



こんなわたしを見つけ出してくれた人がいたり、助けてくれたりするひとがいたりするのは、恵まれてるとしか言えない。



でも、わたしは、しあわせが怖いから。



幸せになることが罪深いとか考えちゃうから。



わたしの中にいる「わたし」が、「お前はうまくいくな」って言ってくる時があるから。


じぶんを大事にできないから。


欠陥品だとおもうから。


でも神様はいつかわたしを抱き締めてくれるって信じてるから。



ほんとは、すこしだけ、いつかみてろよ。っておもってるから。



だからまだ、



しぶとく生きてるんだとおもう。



人生にぺたぺた色を付けながら。