本年度の大学受験も終わりました。
本年度の東大への現役合格についてご報告いたします。

東大文一、文二、文三、
理一、三に5名が挑戦し、
無事合格することができました。

みな東大に進学することになると思いますが
国立大学で学ぶことの意義を理解し
真剣に勉学に取り組み、
社会に出て役立つ力を身に着けてほしいと思います。
また、日本人以外の価値観にも
であってほしいと願っています。

 

第1段階選抜合格者成績

文科一類 最高878点/最低479点
文科二類 最高876点/最低454点
文科三類 最高884点/最低189点
理科一類 最高885点/最低543点
理科三類 最高885点/最低640点

第2次学力試験合格者成績

文科一類 最高445.0667点/最低343.8889点
文科二類 最高428.0778点/最低342.4444点
文科三類 最高468.6222点/最低340.3333点
理科一類 最高442.1667点/最低314.9778点
理科三類 最高458.8222点/最低357.6667点


 

共通テストについて

前年の共通テストの結果と比較してみると
数学I・A、数学Ⅱ・Bで平均点が大幅にアップしました。
全体的にみると難易度は下がったようです。
 

前年の数学の問題が難しかったともいえます。
 

平気点が上がった科目は
数学II・Bと数学I・A(平均点が約18点程度)
日本史・化学(平均点が約6点程度)です。

 

対して、平均点が下がった教科は

社会(倫理、政治・経済・世界史B)や

英語リーディングでした。

2024年は共通テスト開始から3年目となります。

難易度は安定してくると思われますが

はやり「国語力」(問題を読み取る力)が

求められると思われます。

幼児期から国語への取り組みを
大切にしてあげてほしいと思います。


共通テスト対策として

 

私立難関中では、

すでに高校の学習内容がはじまっています。

高校教科書の範囲内を

ていねいに学習することをお勧めします。
 

また、本年度の合格者の勝因のひとつとして

過去問をやって終わりではなく、
模擬試験の内容や予備校などが提案してくれる

新しい傾向の問題にも

しっかり取り組んだことだったと思います。
 

すでに2024受験がスタートしています。

春休みだから羽を伸ばしたい気持ちはわかるのですが

中学3年で学習したいことを復習しておかれることを

お勧めしたいと思います。

 

こちらのブログに訪問してくださる方は

幼児~中受を控えていらっしゃる方が多いと思います。

まだまだ時間があるなぁ、と感じられるかもしれませんが
あっという間です。

 

これからも机上で学ぶことの先取りが

メインにならないような工夫を

いろいろご提案をしていきたいと思います。

 

彼らのコツコツとした努力をたたえたいと思います。

合格おめでとう。