稽古後、T女史と新宿で待ち合わせて薬膳鍋を食べに歌舞伎町に行った。
T女史がパソコンで調べてクーポンをプリントしてくれた紙を握りしめてキョロキョロしていた私の小脇に、なにやら不振な感覚が…
振り向くと、すぐ後ろに男性が2人いて、私のカバンにちょっと触っていた。
怖くなったけど、素知らぬ振りをしてやり過ごし、やっとの事で見つけたお店に入った。
鍋は美味しかったけど、やっぱり歌舞伎町はドキドキするねぇ~と、帰りはしっかりカバンを胸に抱えて人混みを通り抜けた。
今はもう人気の少ない駅のホームに立っているけれど、なんとなくカバンを持つ手に力が入る。
やい!スリやい!
近づいたらニンニク臭い息を吹きかけるぜ!
あ…
この臭い、明日はどうだろう。
殺傷能力すごそう。
接近戦するキャストの皆さん、ごめんなさい。
とりあえず帰りに牛乳買います。