ペディキュアなんぞしてみた。
夏の間一度も色など付けなかったのに、なんだか急に何かが惜しくなってゴソゴソと貰い物のマニキュアを引っ張り出した。
あまり履かなかったサンダルを引っ掛けて出かけた。
少し足が痛いけど、悪い気分ではない。
さとみ嬢に、お洒落していきましょうや!これからは!と語気強く言われたからだろうか…そういう彼女は劇団のスタッフジャンパーを着ていた(君に言われとーないわ!)
せっかくチョコレート色の爪にしたけれど、よく見ると指先がカサカサだ。
詰めが甘いのだ。
あ!いやだっ!
ダジャレみたい!
違います違います!
はぁ~色々惜しいな。
惜しいっていうのか?
わからんけど、夏が去っていくのは惜しまれる。
せめてもう一度スイカを食べたかった。