
ラブ・ソングだけのアルバムにはしたくなかった。
反抗期世代
「明日に向かってガンバロウ! みたいな曲が多い中で、この曲は、明日なんか関係ない、今日楽しければいいじゃないっていう詞だから、誤解されるんじゃないかってスタッフは心配していたんですが、私は、今回、これまで否定していた部分も歌ってみたかったんです。こういう風にしてみたかったっていう憬れもありますね。学生時代、私はもうこの仕事をしていたから、学校に行ける人たちがうらやましくて、何でサボったりするのかって思ってたんですよね。でも、今思うと、何かわかるんです。そういう時期というのは、一生のうちにその時しかないわけだし、それなりに大切な時間だったんじゃないか、って」
気にしないで
「これは、今までの私のバラードを総合した感じですね。とにかく、メロディーラインのきれいな曲を作ろうというのと、去年グアムに行った時、ふとした拍子に聞いた”Never Mind”という言葉のひびきがとても気にいったので、日本に帰ってすぐ作った曲です」
☆
「単なるラブ・ソングだけのアルバムにはしたくなかったんです。全部自作曲ということもあるし、今まではレコーディングが終わると、もうそんなには聞かなかったんですが、今回は、あ、聞きたいなって思うんですね。こんな気分で聞くとどうかな、とか。何回も作曲のクレジットのところを見ちゃうんです(笑)」
1988.6.5発売
15thアルバム
「LIFE」
ジャケット
オマケ





