沢田 そこが、大きな間違いなんですよ（笑）小さい頃から、決しておとなしいという性格ではないですね。どちらかというと男っぽいかんじですね。あんまり女の子っぽい家事手伝いはダメなんです。お皿を洗うのは好きなんですけど、料理を作るのとか、クッキーを焼いたりとかは、まるでダメなんです。いわゆる女の子らしいことはダメなんです。ヒマさえあれば、外へ出て、ポーッとしているほうが好きですね。
------じゃあ、コンサートツアーなんか好きなほうなんですね。
沢田 ええ、旅に出ると疲れるという人が、よくいらっしゃるんですけど、私の場合は、どこでも寝られるし、立ったままでも寝られるし・・・・・・。学校へバス通学していた時なんか、つり革につかまってコックリコックリして、よく降りるはずの停留所を二つ三つ過ぎてましたけどね。
------ふ～ん、見かけより、タフなんですね。
沢田 ええ。コマコマ考えるほうじゃないし、悩んでも立ち直りが早いというか。
------じゃあ、いい職業というか、ぴったりの職業についたわけですね。
沢田 そうですね。自分でも最高というか、最高の職業につけたな、って感じるんですよ。
------話は変わるけど、歌を作るのは、いつも家ですか？
沢田 はい。
------やっぱりピアノを弾きながらなの？じゃあ、ピアノがないところはダメなのかな？
沢田 そうですね。だから一時は、ポータ・サウンドを持って旅に出ていた頃もあるんですけど、やっぱり、自宅じゃないと落ち着かないんですよ。それに、作り始めたら、１日がかりでしょ。サラサラサラとできるほうじゃないんで、だいたい午前中にイメージが浮かんだなと思ったら、もう部屋にこもりっきりで、ピアノを弾きながら詞を考えていると気がつくと、もう夜なんですよね。
続く・・・・・・。
次回最終回です。
オマケ
新幹線から見える「マツダスタジアム」
あなたへのバースデイ・カード
裏には若き日の岸田さんが・・・。
ぱっくり君