もう一人?はツライ。 | SHOKOの子育てされ日記

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4つ差の姉弟子育てに奮闘するSHOKOの徒然日記です。

私の性格からすると、検診→転院→検診→救急車→手術。。。。と順をおって書いていくタイプなんですが、

今回は書きたいものから順に。


(※怒涛に更新していく感じがするかもしれませんが、少しずつ書き溜めたものを時間指定更新している記事がほとんどです。決して無理をしている訳でも、安静にしていない訳でもありませんので、ご安心くださいね(*^_^*))

タイトルにある「もう一人?はツライ。」について。


2010年、すずゴンを産んだときも、緊急帝王切開でした。

緊急だったのでもちろん縦切開。


子宮は横切開でした。


そして第2子は予定帝王切開。の予定が緊急帝王切開。


手術の説明をウサギちゃんが聞いていて(私は手術準備をうけながら、その話を聞き耳だてている状態)、


今回も縦切開になること、

前回の帝王切開の際にできたであろう、癒着のところも剥がしていくので、前回よりは時間が少しかかること、など、



そうなのかーーーって感じで聞いていました。



そして手術後。


お医者さんから説明を受けました。


予定どおり、縦切開になりました。

子宮も横切開しました。


が、実際赤ちゃんをとりだすときに、赤ちゃんが横向き(頭が下ではなく横向きになってしまう=横位というそうです)になってしまったそうです。


胎位異常の一つだそうで。

たぶん、32週にしては小さいほうだったから、まだお腹の中で泳いでいられるサイズだったのかな?と私なりに思ってはいるのですが。



回転してもらおうと押したりの処置はしたのですが・・・

(↑これ、超覚えています。みぞおちのところギューギュー押されて、本当につらかった!!!!涙)
戻らなかったため、縦切開もしました、とのこと。



要は子宮を十字に切った、ということらしいです。



ちなみに。


子宮筋切開は、通常上横切開する。
縦切開は帝王切開手術後の妊娠で「子宮破裂」を生じやすい。
縦切開は前壁付着前置胎盤の場合、胎盤付着部を避けるときや妊娠30週未満の早期産のとき等に行われる。

(ネットから拝借)


らしいです。


簡単にいうと、縦切開をすると子宮破裂しやすいよー。

次の妊娠はリスクたくさんですよー。


ということ。




ああ、そうなのか。

と結構冷静に納得。



だって、本当に今回の手術は苦しかった!!!

切るのとかはしっかり麻酔かかっていたし、2回目だったから覚悟はあったけど、

ギューギュー押されたりしている瞬間がとにかくきつくて。


気持ち悪さもMax、苦しさもMax。

人間本当に苦しいと、「キャー」とか言わないんですね。


私の声?!って思うほど、すっごい低い声で唸っていました。

途中「もういい・・・・もうやだ・・・」って思ったし。

涙はでなかったけど、とにかく汗がすごかった記憶があります。



帝王切開の場合、動かないように両手首を固定されるんですが、

その意味が分かった気がします。


あれ固定してなかったら暴れるわ。。。



なので、手術後、ウサギちゃんに最初に言った言葉は

「悪いけど、もう一回この体験は耐えられない・・・」でした。



そして、看護師さんからも。



今回、重度妊娠高血圧症になって。

これは体質の問題だから、ほぼ確実に次の妊娠も重度の高血圧症になるでしょう、と。



ご夫婦の考えにもよりますが、

次回の妊娠は赤ちゃんもですが、母体がかなり危険です。


お医者さんによっては、母親の命を優先させるために、初期の妊娠の終了(中絶)をすすめられると思います、と。



そうだよね。

いろんな夫婦の形があるけど、今の我が家の現状(子どもが二人いる)からしても、目の前にいる二人を大事に育てていくことのほうが優先されるべきこと。



だから、もし、またコウノトリさんが我が家にきてくれても、

3人目は「産まない」という選択をしようと、ウサギちゃんが言いました。




その夜、点滴やらチューブやら尿管やらフットポンプやら、いろんなものをつけながら、

病室の天井をみていて、



今まで 「赤ちゃんってホントかわいいよねー!」って言っていた周りのママに、

「もう一人はー???」 ってなんの迷いもなく、意図もなく、深い意味もなく言っていたけど、


もしかして、私がそう言ったことで実はとっても傷ついていたママがいたんじゃないか?と心配になりました。



欲しいけど、授からない。

欲しいけど、産めない。

産みたいけど、産めない。

中には 産まない という選択をしたひともいるかもしれない。



自分がそういう状況になって、はじめて

「もう一人は??」って聞かないでほしいなって、思いました。



もちろん聞かれたら、「もう出産はこりごりだよーー!」って笑って言うと思います。



でも、こういう経験をしたからこそ、

「できれば聞かないでほしい」っていう気持ちを持ったママが近くにいるかもしれないよ って。


こういう思いをした経験こそ、発信していくべきなんじゃないか?って思いました。




ということで、なんだか暗いお話になってしまいましたが、

今の私の率直な気持ちを書いてみました。



このツルベーのおてて写真、結構好きなんです。

そして評判も上々(笑)



私のところに来てくれた、最期の赤ちゃん。

一日一日を大事に見守っていきたいと思います。