ご協力のお願いm(_ _)m | 池田昌子オフィシャルブログ「池田昌子のカムウィズミー」Powered by Ameba

ご協力のお願いm(_ _)m

本日、ブログにてご紹介させていただいた写真展の写真家半田也寸志氏による3.11のプロジェクトが


現在進行中で、今月5月末日に終了を迎えます。



残された時間は僅か1週間ですが、この機会にお知らせさせていただきたいと思います。




”震災の記憶を風化させないために。震災写真集を図書館に寄贈したい。”


3.11 東日本大震災の被災地の記録を写真に収めた半田氏の強い思い。


その思いが詰まった数々の写真は、1冊の写真集という形になりました。




池田昌子オフィシャルブログ「池田昌子のカムウィズミー」Powered by Ameba



  
「Mighty Silence(マイティサイレンス)」







そして、文科省の提案により、津波被害で、建物はおろかその全蔵書まで失ってしまった被災地の図書館


復興の一端として、この写真集「Mighty Silence」を寄贈するプロジェクトがスタートしました。



寄贈のための募金がクラウドファンド「readyfor」を通して立ち上げられ、当初の目標は達成されたもの


の、現在、文科省より更なる申し込みが被災地の図書館より寄せられている旨の連絡を頂いています。





私は、この写真集を拝見して、全国の図書館にあってほしいと感じました。


そこに記録された震災の現実。


報道写真ではなく、半田さんの鮮烈な写真だからこそストレートに胸に突きつけられる現実。


おかしな話かもしれませんが、私は図書室や図書館が大好きな子供だった頃のことを思い返してみたの


です。あの頃の自分のように、この先の未来の子供たちがこの写真集を手にとってページを開いた時。


どれほどの感情が全身を駆け巡ることだろうかと思いました。


「震災」というものがどんなものであるかを強く刻んでくれる1冊なのではないかと思いました。




伝えていきたい。


過去の記録として、未来への教訓として。


そこに生きた強い意思と命の数々。



そして、未来の子供たちに、強く生きてほしいと・・・。






今回は、被災地の図書館への寄贈プロジェクトです。


現在、ご支援いただいた募金によって決まっている寄贈先は以下の通りです。


岩手県:

岩手県立図書館・岩手県立図書館/大船渡市立図書館/陸前高田市立図書館/釜石市立図書館

宮城県:

石巻市図書館:分館分を合わせて7冊/気仙沼市図書館:分館分を合わせて7冊

東松島市図書館:2冊/南三陸町図書館:2冊/女川町(町立図書館なし):2冊 他。





半田氏の文章を転載させていただきます。

このプロジェクトについて


震災のありのままの姿を写した300ページに及ぶ高画質の大型写真集、「マイティサイレンス」を被災地の図書館に寄贈し永久保存します。

はじめまして、半田也寸志です。写真家である私にとって、震災後にカメラを持ち、そのがれ きとは一言


で称することはできない震災直前まで営まれていた人々の平穏な日常な記憶を写すこ とが、被災地に向


き合う唯一無二の選択でした。これらの写真は多くの展示の機会に恵まれ、た くさんの方々にその現状


を伝えてきました。そして、写真は海を渡り、世界的規模で出版される ことが決定、「マイティサイレンス」


発刊へと至りました。現在、岩手県、宮城県の公立の図書 館などから20冊以上の寄贈を希望されるお


話をいただいています。



しかし、欧米向けに出版された「マイティサイレンス」は日本国内の一般書店では 入手が難しい


ものとなっています。各地の図書館で震災遺構の一つとして、広く国内の方々が閲 覧できるよう


に、本書を購入・寄贈するためにご協力いただけないでしょうか。








これは、プロジェクトのHPのトップに掲載されている文章です。




尚、「マイティサイレンス」は「ウォールストリートジャーナルUS版」、「ニューズウィーク 日本版」などで紹


介されています。また、このたびイタリアの名門美術出版社スキラより本書 「マイティ・サイレンス」が上梓


され、今度は世界に広く、当時の被災地の状況を伝えられる機 会を得られる事になりました。本書は高価


ではありますが、前述のものより大型の版形を採用し ており、頁数も276に増やされた他、政府の指定区


域一部解除を受けて、これまで未発表だった福 島第一原発周辺の写真も収められた貴重な保存版とな


っておりますとの記載もあります。



詳細は、プロジェクトのHP内にてご覧ください。


「readyfor」










池田昌子オフィシャルブログ「池田昌子のカムウィズミー」Powered by Ameba










池田昌子オフィシャルブログ「池田昌子のカムウィズミー」Powered by Ameba











一人でも多くの方々のご賛同・ご支援をいただければ、幸いです。

ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。