オペラの魅力に取り付かれてからはや20年弱、素人かつ勉強不足のため歌手等の情報にも疎いのですが、ふと振り返ってみると「あの時の○○○は△△△だった」という発見もあり、常々鑑賞した公演について何らかの形でまとめたいと思っていました。本当はデーターベース化したかったのですが、まずはこちら(mixi)で私のオペラ鑑賞歴を年代順につらつらと紹介することにします。 

現時点での朧気な記憶を頼りにした独断と偏見で、特に思い出深い公演を適当に以下の印を付けています。 
  ★:私のオペラ鑑賞歴を語る上で外せない公演、鳥肌が立つような感動を覚えた素晴らしい公演 
  ☆:印象的で感動的な素晴らしい公演 
  ◎:素晴らしい公演 
  ◇:好演 

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★ベルリン・ドイツ・オペラ 『トリスタンとイゾルデ』 (1993年10月)NHKホール 
 指揮:ジリ・コート、演出:ゲッツ・フリードリッヒ 
 トリスタン:ルネ・コロ、イゾルデ:ジャニス・マルティン、マルケ王:ロバート・ロイド、クルヴェナル:ゲルト・フェルトホフ、メロート:ペーター・エーデルマン、ブランゲーネ:ハンナ・シュヴァルツ 

・ウィーン・フォルクスオーパー 『メリー・ウィドウ』 (1993年10月)NHKホール 
 配役表が見付からない!!(>_<) メラニー・ホリデーは出演していたと思うのだが・・・ 
 演出:ローベルト・ヘルツル 

★ウィーン国立歌劇場 『ばらの騎士』 (1994年10月)東京文化会館 
 指揮:カルロス・クライバー、演出:オットー・シェンク 
 元帥夫人:フェリシティ・ロット、オクタヴィアン:アンネ・ソフィー・フォン・オッター、ゾフィー:バーバラ・ボニー、オックス男爵:クルト・モル、ファニナール:ゴットフリート・ホルニック、アンニーナ:マルガリータ・リロヴァ、ヴァルザッキ:ハインツ・ツェドニック、歌手:キース・イカイア=パーディ 

・ドイツ・ライン・オペラ 『ローエングリン』 (1994年10月)愛知県芸術劇場 
 配役表が見付からない!!(>_<) ローエングリン:ルネ・コロ これは間違いない!! 
 演出:ペット・ハルメン 

・ミラノ・スカラ座 『椿姫』 (1995年9月)NHKホール 
 指揮:リッカルド・ムーティ、演出:リリアーナ・カヴァーニ 
 ヴィオレッタ:ティツィアーナ・ファッブリチーニ、アルフレード:ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ、ジョルジョ・ジェルモン:パオロ・コーニ、フローラ:ルチーア・リッツィ、アンニーナ:アンナ・ゾロベルト、ドゥフォール男爵:オラーツィオ・モーリ、ガストン子爵:エンリーコ・コッスッタ 

◎ミラノ・スカラ座 『ファルスタッフ』 (1995年9月)NHKホール 
 指揮:リッカルド・ムーティ、演出:ジョルジョ・ストレーレル 
 ファルスタッフ:フアン・ポンス、アリーチェ・フォード:ナンシー・グスタフソン、ナンネッタ:エリーザベト・ノルベルク=シュルツ、メグ・ペイジ:モニカ・バチェッリ、クイックリー夫人:ベルナデッテ・マンカ・ディ・ニッサ、フォード:ロベルト・フロンターリ、フェントン:ラモン・ヴァルガス、医師カイウス:エルネスト・ガヴァッツィ 

・ハンブルク国立歌劇場 『タンホイザー』 (1996年6月)NHKホール 
 指揮:ゲルト・アルブレヒト、演出:ハリー・クップファー 
 タンホイザー:ルネ・コロ、エリザベート:ナディーン・セクンデ、ヴァルフラム:アンドレアス・シュミット、領主ヘルマン:ハラルト・シュタム、ヴェーヌス:リヴィア・ブタイ 

☆フィレンツェ歌劇場 『ランメルモールのルチア』 (1996年9月)東京文化会館 
 指揮:ズービン・メータ、演出:グレアム・ヴィック 
 ルチア:エディタ・グルベローヴァ、エドガルド・レーヴェンスウッド卿:ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ、エンリーコ・アシュトン公:ロベルト・フロンターリ、アルトゥーロ・バックロー公:マルコ・ベルティ 

・フィレンツェ歌劇場 『アイーダ』 (1996年9月)NHKホール 
 指揮:ズービン・メータ、演出:ロレンツォ・マリアーニ 
 アイーダ:レオナ・ミッチェル、ラダメス:ジュゼッペ・ジャコミーニ、アムネリス:フローレンス・クィヴァー、アモナズロ:アレクサンドル・アガーケ、ランフィス:カルロ・コロンパーラ、エジプト王:シモーネ・アルベルギーニ

◎メトロポリタン・オペラ 『トスカ』 (1997年6月)NHKホール 
 指揮:ジェームズ・レヴァイン、演出:フランコ・ゼッフィレッリ 
 トスカ:マリア・グレギーナ、カヴァラドッシ:ルチアーノ・パヴァロッティ、スカルピア:ジェームズ・モリス、アンジェロティ:ジェームズ・コートニー 

◇ベルリン国立歌劇場 『ワルキューレ』 (1997年11月)NHKホール 
 指揮:ダニエル・バレンボイム、演出:ハリー・クップファー 
 ジークムント:ポール・エルミング、ジークリンデ:ワルトラウト・マイヤー、フンディング:ルネ・パーペ、ヴォータン:ファルク・シュトルックマン、ブリュンヒルデ:デボラ・ポラスキ、フリッカ:ローズマリー・ラング 

◇ベルリン・ドイツ・オペラ 『タンホイザー』 (1998年2月)NHKホール 
 指揮:イルジ・コウト、演出:ゲッツ・フリードリッヒ 
 タンホイザー:ルネ・コロ、エリザベート:ガブリエラ・ベニャチコヴァー、ヴァルフラム:ベルント・ヴァイクル、領主ヘルマン:マッティ・サレミネン、ヴェーヌス:カラン・アームストロング 


1990年代はこれで終了。この道楽は2001年に復活します。 
この間、何故何も観なかったのかは今となっては不明。ルネ・コロの日本におけるオペラ引退公演(?)を終え、ひとまず満足したのかな!?仕事等、何かと忙しかったような気もします。 
それまでは1年に数回(1~3)の贅沢だったはずが、2001年に再びオペラ鑑賞をして、少しずつそして次第に、怒涛のように嵌っていくのは、ストレス発散もあってのことでしょうか・・・