●女性はやはり、鉄欠乏性貧血が多いですね。

こんにちは。自然栄養療法士の一美キンロスです。

あくびしている女性の写真を使って、鉄分の補給を促す広告を、ロンドンの地下鉄で良く見ます。



でも、原因が鉄貧血とは限らない。だから、自己判断で鉄のサプリメントを摂らず、病院で血液検査して、はっきりさせましょう。

少し前、こんな主旨のメルマガを書きました。

すると、知人のT医師から、こんなメールを頂きました。

こんばんは。ご無沙汰しています。Tです。

全身倦怠感で困っていらっしゃる患者さんは多いですね。

先日も婦人科に通院している患者さんが、私のところに来られました。

見かけ上はヘモグロビンも基準値内であり問題ないのですが、貯蔵鉄であるフェリチンを測ったところ7しかありませんでした。

俗に言う隠れ貧血ですが、こういう患者さんは、多いと思います。

鉄剤を飲んでいただいたところ2週間位で劇的に改善していました。

貧血はいろいろな原因が多いですが、女性はやはり鉄欠乏性貧血が多いですね。

鉄欠乏の原因として、子宮がんや大腸がんは見逃したくないところですが、生理によるものや、鉄分の摂取不足も多いと思います。

若い女性から中年女性では隠れ貧血が意外に多いことを、高齢者の鉄欠乏性貧血では、がんが隠れてる多いことなど、ついコメントしたくなりました。

一美さんからいただくメルマガには、いつも必ず目を通しております。

栄養療法と言う視点から本当にいろいろと刺激をいただいていますし、今後も色々と教えていただければ幸いです。

どうぞいつまでもご活躍ください。

T医師より

全身がだるい場合、特に女性は、鉄貧血が原因の場合が多いのは、やはり、否めないようですね。

もっと深刻な原因が隠されているかもしれませんよ。

疑いを持った場合は、迷わず、病院で血液検査を受けましょう!

あ、貧血を西洋医学に丸投げしているのでは、無いのですよ。

・自然栄養療法では、どのように貧血に対処しているのか?
・フェリチンと呼ばれる貯蔵鉄とは、何なのか?
・鉄分が不足しないための、食事のポイントは?

これらについて、明後日のメルマガに書いてみることにしますね。

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