●砂糖税の導入で肥満は減るか?

こんにちは。食べながら綺麗に痩せる食事法:一美キンロス(栄養療法士)です。

これは、イギリスで「砂糖税」が導入されることを告げる金曜日の新聞記事です。



これを喜んでVサインを出している男性は、あのジェイミー・オリバー。

この砂糖税、砂糖たっぷりのソフトドリンクに課税強化することで、消費者が買わなくなり、結果、肥満が減るのを狙っているわけですね。

確かに、そういう効果も多少は出るでしょうけれど、大企業が黙って、はいそうですか、って引き下がる訳は無い、油断ならないぞ、と私なんかは思ってしまいます。

因みに、この記事の中の上段の商品は、100mL中、砂糖が5g未満なので、砂糖税の対象にはならない、って書かれてあって、例の中に「コカコーラ・ゼロ」の姿も見えてますね。

・日本コカコーラのホームページで、日本で売られている「コカコーラ・ゼロ」の甘味料を確認したところ、

「甘味料(スクラロース、アセスルファムK)」


・イギリスのは、

「Sweeteners (Aspartame=アスパルテーム, Acesulfame K=アセスルファムK)」

つまり、砂糖は「ゼロ」な代わりに人工甘味料で甘くしてあるものは、砂糖税の対象外なんです。

だから、これからは、砂糖税を逃れられる人工甘味料を使った新製品がどんどん出てくるのでは無いのか???

確かに血糖値の急上昇は防げるかもしれませんが、人工甘味料の方が肥満に結びつくというデータも出ているし、他にも色々な問題が指摘されています。

例えば、癌、脳梗塞、高血圧、吐き気、めまい等など。


ソフト・ドリンクをがぶ飲みする人たちには、そうせざるを得ない理由があるはずなんです。

一人一人の理由を見出し、栄養療法で対策を取れたら、どんなに良いだろう…。


と夢想してしまいました。

健康診断結果からも、そういう理由の分析をして、対策を提案することは可能ですよ!

ここで、事例として取り上げても良いかもしれませんね。