●アルツハイマー病の治療薬が出来た?!

こんにちは。食べながら綺麗に痩せる食事法:キンロス一美(栄養療法士)です。

つい先日、どの新聞でも取り上げられていた、アルツハイマー病の薬の話、タイムズ紙は、第五面に出ていました。



(あ、チャールズ皇太子とか、ジョン・トラボルタは、この記事とは関係ありません!)

アルツハイマー病に効く薬は、開発を志す製薬会社は多くても、開発途中で断念されるケースが後を立たず・・・。

今回は、そんな中、

「アルツハイマー病の進行を遅くする薬」

が開発できたかもしれない、というニュースです。

この薬の開発者たちは、現時点でのアルツハイマー病の薬は、症状を軽減するかもしれないものしかなくて、この薬は、原因に迫るブレークスルーになり得る、と主張。


一方、2012年の段階で一旦「失敗」とされたのに、対象を限定して再度データ解析をし直して

・病気のごく初期限定で
・病気の進行スピードが三分の一、遅くなった

という結果を示しただけ、しかも試験規模も小さすぎる、との批判も聞こえます。


さて、栄養医学のアルツハイマー病についての現在の一般的見解は、予防の可能性に集中しています。

簡単に言うと、脳内細胞を正常に保ち、脳内で作り出される化合物(Brain Chemical)を作れる栄養素や、その栄養素を実際の化合物に変換する為に必要な栄養素を充分に摂ることなど。

細かいことを言うと切りが無いのですが、まず第一歩は、良質な完全蛋白を毎日、充分に摂ることです。

肉や魚だと、完全蛋白は摂れるのですが、時々は菜食のみの日も作りたい、そんな時はどうする?!

またもや、菜食でも完全蛋白をとれるメニュー、作ってみました。



タンパク質源は

・空豆
・レンズ豆
・豆腐
・キドニービーンズ

あと、グルテン・フリーのパン(小麦粉の代わりは、ココナッツ・フラワー、蕎麦粉)も添えましたが、食べるまでもなく満腹になりました!

アルツハイマー病の予防が期待できる食事法、秋の日本セミナーのテーマにしようかな、ニーズはあるかな、と考えているところです。

なお、今秋は、10月ではなく、11月(東京11月14日、大阪11月21日)で考えていますが、ご興味ある方のご都合はどうでしょう?!