ロンドンから他の都市にまで飛び火して、今回の暴動。


まるで、ミドル・イーストの戦渦のよう、と思ったけれど、


エジプトのジャーナリスト曰く、


「エジプトでも、暴動はあった。しかし、攻撃対象は、政府であって、略奪騒ぎは、無かった。」


・・・イギリスに住んでいる者として、怖いのと同時に、恥ずかしい限りです。


こじ付け、と言われるかもしれませんが、添加物やホルモン一杯の肉や、砂糖てんこ盛りのソフト・ドリンクなどを、常食していると、そんなことをやらかす、精神状態が齎せるのではないのか~。


早く落ち着いて欲しいけれど、こういうことが二度と起きない保証が無いのが、空恐ろしいです。


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さて、グルテン・フリー、つまり、小麦粉、オート、大麦、小麦、そば粉、そのようなものモノを遠ざけ始めてから、早いもので、三週間。


実は、他の事情(長くなるので、省きます。いつか、書くことがあるかも、ですが。)から、グルテンだけではなく、米と豆類も、(なるべく)食べないようにしているんです!


じゃあ、何を主食に?


・・・こちらでは、穀類が主食、っていう概念は不在なので、実は、イギリス人的には、穀物抜きって、それ程、問題無い。


とは言え、マクロビオティックの大黒柱である、穀類は、やっぱり、しっかり食べたいですから、かなりの大問題ですからね。


答は、



・とうもろこし

・ポレンタ

・とうもろこし製パスタ

・キノア

・キノア製パスタ

・アマランス

・ミレット(キビ)


をやり繰りしています。


あと、穀類では無いものの、炭水化物源として、じゃが芋も頻繁に登場。


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幸い、とうもろこし、という、夏にピッタリの穀物が、今、旬、っていうのが、大ラッキー。


じゃが芋も、極陰性でナイトシェイド=要注意、とは言え、今は、こんなヘッポコ夏(寒いくらいの時、有り!)でも、一応は、夏ですから。


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・・・何とかなるものですね。


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★そのような中、うちの夏の定番に出来そうな、とうもろこし料理開拓。
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フレッシュ・ポレンタ。とうもろこし粥です。


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生とうもろこしで作るので、ポレンタ(粉)を練り練りして作るものとは、出来上がりが、全く違います。ソースは、これまた陰性&ナイトシェイド・コンビの、茄子&トマトで。


すこぶぅ~~~る、美味しい!!!



★もう一つ、とうもろこしをスモークして作るサラダ(以下、中央)
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とうもろこしの皮とレモン・タイム(手元に無かったので、レモンバームで代用)で、スモークして、使います。


★それから、じゃが芋を使った料理では、これが秀逸!
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プラム・トマトを「セミ・ドライ」にしてから、型に、キャラメライズしたオレガノを敷き詰め、茹でじゃが芋と一緒に、焼く。


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実は、三つとも、Ottolenghi氏のレシピなんです。上と下は、以前、ご紹介した、Plenty(こちらをクリック) から。真ん中は、Guardianのマガジンに載っていたもの。(マードック・スキャンダル以来、それまでのThe Times紙を避けて、色々な新聞を渡り歩いています。)


私、かな~り、このOttolenghi氏の虜です。彼、センス抜群。


あれとこれを、こう組み合わせるのか!!


そういうハーブを使うのか、、


等々、感心、しきり。そして、


必ずや、美味しい!!


・・・もっとも、砂糖を良く使っているので、その時によって、フルーツ・コンセントレート、みりん、ステヴィア・パウダー、アガヴェ・ネクター等で代替しているし、


・・・他にも、レシピを色々イジッてしまっているし、


・・・それに、かなりの手間隙がかかってしまうので、余裕のある時じゃないと、しんどい、


という欠点は、あるのですけれど、彼のレシピのおかげで、グルテン等抜きの食生活にも、潤いが漲っているので、文句は言えません!


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そうそう、グルテンを抜くと、どうなの、っていう点ですが、おなか、確かに、すっきりします。


「グルテン有り食生活」に戻った時点でも、毎日、グルテン有り、っていうのは、やめようと思っています。