黒人は、熱帯に住むのが、自然。


なんて書くと、人種差別者と思われるかもしれませんが、そうではないんです。


どうも、人間の皮膚は、生まれ育つ土地の、太陽光(紫外線)の強さとの関連で、色が定まって来た、というのが、人類学的事実みたいなんです。


つまり、元々の居住エリアに「定住」することが、前提条件で、人間の皮膚の作りが定められた、ということのようです。だから、元々の「故郷」を離れて、そこが、自分の皮膚色に適さない土地に移動した場合、問題が起きる・・・グローバル規模の移民化に、皮膚色が追いついていないのが、現在の状況のようなんです。


イギリスで「食改善ナビゲーション」開講!
こちらのサイト から拝借してきた、地域別の紫外線量を示す地図です。

*****



最近、皮膚病の原因や治療法を学んだ中で、はっと、今更ながら、なんですが、再認識したポイント2つ。


1.メラニンが多いほど、紫外線から身を守る力が強い。


  つまり、肌の色が黒いほど、強烈な紫外線にも耐えられる。



  ★裏を返すと、肌の色が白いほど、紫外線の打撃が大きい。


    ・・・だから、皮膚癌は、圧倒的に白人。白人は、太陽ギラギラの中に皮膚を晒すのが、凄く危険。

      逆に、黒人に皮膚癌は、無い(に等しい)。


      *ほんとに、今更なんですが、サンスクリーンもつけずに、亜熱帯の海に飛び込む夫には、

       もっと声高に警鐘を発しないと!!



2.メラニンが少ないほど、皮膚でのビタミンD生合成の効率が高い。


    ・・・ビタミンDは、食べ物で摂取せずとも、皮膚が作ってくれるビタミン。

      

      でも、それは、あくまで、自分の皮膚色に適する日光を浴びていれば、という前提での話。


      *黒人程では無いにしろ、白人ではない私が、こんな緯度の高い国で、しかも、暗~い冬に、

       紫外線カット剤入りのファンデーションなど、塗っている場合ではない!

       それに、口からもビタミンDを積極的に補給しなくては!!

   

       やっぱり、今更なんですけれどね。。

      


*****


思いついたら、すぐ行動・・・早速、ビタミンDについて、もっと知識を得るべく、同級生にも、彼女のNutritional Therapistにも推薦されて、前々から気になっていた、

この本を買って、今、ベッド横の「積読本」の一番上にいます。

The Vitamin D Revolution: How the Power of This.../Soram, M.D. Khalsa

¥791
Amazon.co.jp


あと、人類学的な皮膚構造のバックグラウンドも、やっぱり、もっと知りたいわ、と思ってしまわざるを得ない私ゆえ、これも注文して、現在、配達待ち中。


Skin: A Natural History/Nina G. Jablonski
 


¥1,663
Amazon.co.jp

*****



因みに、新年の抱負の一つに、


・買った本は、全部、読もうね!


というのがあるんですが、


・本を買うスピードを落とそうね。


にした方が良かったかも・・・。



少なくとも、この暗~い冬の間は、毎日すっぴんがディフォルトになりそう、、かも。