- 迷子になった日(背景は、こちらの中 に)の行き先は、CAM Expo(というもの)でした。
- CAMって何?
- ・・・っていう疑問に、ウェブサイトもプログラムも答えていない
- ・・・というのは、つまり、常識レベルにまで浸透したアクロニム(「頭字語」)だからなの???
- 多分、Complementary and Alternative Medicineなんだろう、と思うんですが。
- だからこれは、つまり、代替治療全般についての展示会。
- 私が志すNutritional Therapistも、その領域に入る。ということで、偵察に行ってみたんです。
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大きな会場を埋め尽くす、多数のブース。
しかしながら、私の狙いは、ブース巡りではなくて、フリー・セミナー聴講。
中でも、この「エキスポ」に行くことに決めた、最大の動機は、Jane Plant女史の講演を聞きたい、
いや、正直に言うと、彼女を直接、自分の目で見たかったんです。
この人、乳癌の手術と治療を繰り返した末に、リンパに転移して、余命二ヶ月、と宣告された時、もう医学には頼れない、と、食と乳癌との関連を調べ、自分で構築した食療法によって、完治した・・・その体験を元に、アクティブに啓蒙活動をしている人です。
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もちろん、持っています♪
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日本語訳も、探してみたら、ありました。
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これ↓。なんですが、何故、原著とかけ離れたタイトルになっているのか、謎。。
- 乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか/ジェイン・プラント
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・自分が治った。という事実と、
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・(医者では無いけれど)サイエンティストであり、プロフェッサーだ、ということ。
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更に、
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・本の売り上げを、癌救済のチャリティに回していて、自分が儲けている訳ではない、という高潔派なこと。
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セミナー内容は、著書と変わらないものでしたが、お目にかかれただけで、光栄でした♪
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あと、数人の講演を拝聴したんですが、ジェイン・プラント女史とは、対照的、と思ったのが、この日に初めて存在を知った、マリリン・グレンヴィル女史。
何が対照的なのか、と言うと、この人は、商売っ気に満ち満ちているんです。
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例えば、
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・自分のブースを出して、ずらっと本を並べて、販売活動に勤しんでいたのは勿論、
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・自分プロデュースのサプリメントを持っていて、講演のスライドでも、堂々と紹介するし、
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・ウェブサイトを見てみると、「フリー・レポート」がダウンロード出来るようになっていたり、、まるで、近頃よくある、
「情報商人」的な手法を使っているのに、ちょっと吃驚してしまいました。
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どちらが受けるのか、っていうと、圧倒的に、商売っ気たっぷり派、みたいです。出席者の数が、グレンヴィル女史は、プラント女史の二倍は、ありました。椅子に座りきれずに、床にぺったり座る人が通路を埋め尽くして、超満員。
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この人の著書は、しかし、日本語化はされていないみたいです。
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ウェブサイトからダウンロードした、フリー・レポートの抜粋を、以下に、日本語にしておきます。
健康維持の方法
1.果物と野菜を沢山食べるべし。2.複合炭水化物(全粒穀物)を食べるべし。
3.出来るだけ有機食品を買うべし。
4.フィトエストロゲンを食べるべし。
5.多量の水分を摂取すべし。
6.魚、ナッツ、種子、oilといったoily foodsを食べるべし。
7.ファイバー摂取量を増やすべし。
8.添加物、防腐剤、人口着色料を避けるべし。
9.カフェイン摂取量を減らすべし。
10.アルコール摂取量を減らすべし。
11.乳製品などからの飽和脂肪酸摂取を減らすべし。
12.砂糖(食べ物に配合されているものも含む)を避けるべし。
かな~り、私の指針と一致しています。
自分の命は、自分で守れる、守ろう、って言う、力強いメッセージが、ずばり伝わってくるタイトル。
この人の「売り」は、