迷子になった日(背景は、こちらの中 に)の行き先は、CAM Expo(というもの)でした。
CAMって何?
・・・っていう疑問に、ウェブサイトもプログラムも答えていない
・・・というのは、つまり、常識レベルにまで浸透したアクロニム(「頭字語」)だからなの???
多分、Complementary and Alternative Medicineなんだろう、と思うんですが。
だからこれは、つまり、代替治療全般についての展示会。
私が志すNutritional Therapistも、その領域に入る。ということで、偵察に行ってみたんです

イギリスで「食改善ナビゲーション」開講!

大きな会場を埋め尽くす、多数のブース。

しかしながら、私の狙いは、ブース巡りではなくて、フリー・セミナー聴講。


中でも、この「エキスポ」に行くことに決めた、最大の動機は、Jane Plant女史の講演を聞きたい、


いや、正直に言うと、彼女を直接、自分の目で見たかったんです。


この人、乳癌の手術と治療を繰り返した末に、リンパに転移して、余命二ヶ月、と宣告された時、もう医学には頼れない、と、食と乳癌との関連を調べ、自分で構築した食療法によって、完治した・・・その体験を元に、アクティブに啓蒙活動をしている人です。


一番有名な著書が、これ

Your Life in Your Hands: Understand, Prevent an.../Professor Jane Plant

¥1,514
Amazon.co.jp

自分の命は、自分で守れる、守ろう、って言う、力強いメッセージが、ずばり伝わってくるタイトル。

もちろん、持っています♪

***

日本語訳も、探してみたら、ありました。

これ。なんですが、何故、原著とかけ離れたタイトルになっているのか、謎。。

乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか/ジェイン・プラント
¥2,520
Amazon.co.jp

この人の「売り」は、

・自分が治った。という事実と、

・(医者では無いけれど)サイエンティストであり、プロフェッサーだ、ということ。

更に、

・本の売り上げを、癌救済のチャリティに回していて、自分が儲けている訳ではない、という高潔派なこと。

セミナー内容は、著書と変わらないものでしたが、お目にかかれただけで、光栄でした♪

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あと、数人の講演を拝聴したんですが、ジェイン・プラント女史とは、対照的、と思ったのが、この日に初めて存在を知った、マリリン・グレンヴィル女史。


何が対照的なのか、と言うと、この人は、商売っ気に満ち満ちているんです。

例えば、

・自分のブースを出して、ずらっと本を並べて、販売活動に勤しんでいたのは勿論、

・自分プロデュースのサプリメントを持っていて、講演のスライドでも、堂々と紹介するし、

・ウェブサイトを見てみると、「フリー・レポート」がダウンロード出来るようになっていたり、、まるで、近頃よくある、

「情報商人」的な手法を使っているのに、ちょっと吃驚してしまいました。

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どちらが受けるのか、っていうと、圧倒的に、商売っ気たっぷり派、みたいです。出席者の数が、グレンヴィル女史は、プラント女史の二倍は、ありました。椅子に座りきれずに、床にぺったり座る人が通路を埋め尽くして、超満員。

この人の著書は、しかし、日本語化はされていないみたいです。

ウェブサイトからダウンロードした、フリー・レポートの抜粋を、以下に、日本語にしておきます。


健康維持の方法


1.果物と野菜を沢山食べるべし。

2.複合炭水化物(全粒穀物)を食べるべし。

3.出来るだけ有機食品を買うべし。

4.フィトエストロゲンを食べるべし。

5.多量の水分を摂取すべし。

6.魚、ナッツ、種子、oilといったoily foodsを食べるべし。

7.ファイバー摂取量を増やすべし。

8.添加物、防腐剤、人口着色料を避けるべし。

9.カフェイン摂取量を減らすべし。

10.アルコール摂取量を減らすべし。

11.乳製品などからの飽和脂肪酸摂取を減らすべし。

12.砂糖(食べ物に配合されているものも含む)を避けるべし。


かな~り、私の指針と一致しています。