スパムメールが来て

削除するのにけっこう時間を

取られる、というのが、

日常ですが、


不思議なことに、

年末年始はスパムメールが

減るようです。


スパムメールを出している

連中の休暇なんでしょうね。

日本を代表する重機械メーカーであるM社の社長が

「ROE(自己資本利益率)など眼中にない」と発言して

顰蹙を買ったのが1998年のこと。

ITバブルを経て、村上ファンド事件、ライブドア事件が

あり、会社法が全面改正されて施行されたのが2006年。


会社法は100%会社は株主の所有物としているのだが、

それを「建前に過ぎない」と言い放つ学者がいるのだから

驚く。

2008年には経済産業省の事務次官が「デイトレーダー

は無知で無責任」と発言して失笑を買った。

2009年の民主党政権誕生で、公開会社法などという

珍妙な法律案も出て来た。


それはそれとして、

徐々に現実を直視するようになった(直視せざるを

得なくなった)のが、今年2010年であったように見える。


中国、ロシアとのギクシャク、北朝鮮が韓国を砲撃

するという現実。それがわれわれが現実に済んでいる

世界ということである。


従業員主権を隠れ蓑にした経営トップの僭主経営、

これが失われた20年を深刻なものとした、という認識

を持たないと、来年から始まる10年が失われた30年

になりかねない。


現実を直視して対処する、例えば消費税の引き上げ、

行政サービスのカット、個人がすべて確定申告する

形への転換、等々。


資本主義の持つ活力を使わない手はないのだ、と

考えるのも現実直視のひとつであろう。


過ぐる年はともかくとして、来る年が将来への期待を

抱かせるものとなって欲しいもの。


やり方次第で日本国民はもっと豊かになれる、

これは確かなことなのだが。

日経新聞が伝えるところによれば

東証がプロ向けの社債市場を創設

して、その運営を東京AIMが受け持つ

とのこと。


東京AIMは、プロ向けのIPO市場と

して鳴り物入りで登場したのだが、

何しろ時期が悪かった。


リーマン・ショックに出くわして、これは

いかにしても成り立つまい、という

環境だったわけで、案の定IPO市場と

しては何もできない状態だったに違い

ない。


それを社債市場として使おう、というのは

いいアイデア(のひとつでしょう)。


いずれにしてもプロ向けの市場だから、

個人投資家は関係ないが、まずは

東京AIMが無駄なハコにならなくて

済むかもしれない。