8月1日から3日まで、妻と二人で北海道旅行に行ってきました。我が家の旅行はいつも妻が計画を立ててくれており、私は妻から送られてきた行程表を見てナビをセットして車を運転するだけです。昔はツアー会社の簡易行程表のようなものでしたが、旅行を繰り返すうちにどんどんと腕を上げて、現在では下のような表がスマホに届きます。各訪問地の紹介ページにもリンクが貼られており、本当に助かります。下の写真は二日目の予定の一部です。

 

 

数年前から旅行の行程に鉄道関係を含めてくれていたのですが、今回は鉄分たっぷりの計画を立ててくれました。他に行きたいところがあるのではと尋ねると、「涼しくて人の少ない所でのんびりして、買い物を楽しめたらそれでいい」という優しい返事が返ってきました。

 

新千歳空港に到着後、トヨタレンタカーのお店まで10分足らずで送ってもらうのですが、空港の受付カウンターで長時間送迎車を待たされました。11時からの約束でレンタカーを借りてネットで事前決裁していたにも関わらず、車に乗ったのは11時半を過ぎていました。30分単位で料金を徴収しているにもかかわらず返金もありませんでした。二日前に届いた確認メールにはきちんと貸渡時間は11時と記してありましたが、返却時に受け取った精算明細書を帰宅後に見ると、「予定貸渡11時30分」「貸渡11時30分」と虚偽の記載がされており、日本の誇る大会社トヨタの看板を背負いながら、詐欺に等しい行いです。さらに車の返却時にも長時間待たされて事前決裁しておいた価値もなく、観光や買い物を楽しむ貴重な時間を1時間近くも搾取された思いです。二度とあのお店は使いません。

 

前置きでの愚痴が長くなってしまいましたm(__)m

本題に入ります。

 

北海道に来たので、関西には店舗のないコンビニ「セイコーマート」で昼食を仕入れて、クロフォード公園へと向かいます。

 

 

クロフォード公園の駐車場に到着すると、キハ82が出迎えてくれます。

 

 

私にとってのキハ82といえば福知山線の「やくも」「まつかぜ」ですね。

 

 

JNRマークは今でもカッコいい洗練されたデザインです。

 

 

よくある1輌だけの保存ではなく、編成で保存されているところに付加価値があります。

 

 

横を歩いて順に見ていきますが、かなり傷みが激しくなっています。

 

 

せっかく1編成で残っているのだから、修復不能になる前に何とかならないものでしょうか。

 

 

食堂車には子どもの頃憧れましたね。

 

 

 

 

 

 

反対側の先頭車まで来ました。

 

 

こちらの方が傷みが酷いです。林の手前まで1編成分歩いてまでは、一般の人は見に来ないでしょうね。

 

 

貨物列車がホームに停まっています。

 

 

ヨ8000車掌車が最後尾です。

 

 

ここから前方へと進んでいきます。

 

 

ホッパ車のホキ700です。

 

 

小麦やトウモロコシを運んだホキ2200です。

 

 

 

 

牽引するのはDD51です。

 

 

 

 

 

 

旧三笠駅の跨線橋が機関車の上を跨いでいます。

 

 

階段を上がって、跨線橋から眺めます。

 

 

 

通路を渡って反対側に降りるとお店があります。

 

 

所狭しと並ぶ鉄道グッズのお土産品。

 

 

高価な品物や貴重なお宝も並んでいます。

 

 

ほんの僅かでも車輌保存の一助となるように買い物します。

 

 

お手頃価格の乗務行路表です。

 

 

 

そして1個100円の国鉄制服のボタンを3個。

 

 

まだ金色の残っているものから摩耗しているものまで、箱にたくさん入っている中から状態の異なるものを選びました。

 

 

日曜祝日と夏休みにはトロッコを運行しており、JAF会員には割引があるそうです。

 

 

明治初期に北海道開拓の顧問として訪れ、アメリカの鉄道技術を伝えた「ジョセフ・ユリー・クロフォード」に因んで公園の名前が付けられたそうです。

 

 

私たちが訪れた翌日、クロフォード公園では来春始まるドラマがクランクインし、俳優の柄本時生さんや高杉真宙さんが訪れていたようです。3日目の朝にテレビのニュースで知ったのですが、地元の人たちもたくさん訪れていたようなので、もし私たちの訪問と撮影日が重なっていたらゆっくりと見学できないところでした。

 

HBC制作のオリジナル連続テレビドラマ「三笠のキングと、あと数人」という三笠市を舞台とする北海盆踊りをめぐるコメディだそうですが、北海道以外でも放送されるのかは不明です。