登場時は「夢の超特急新幹線ひかり号」と騒がれた新幹線0系。0系という形式名が世間一般の知るところになったのは、2代目の100系が登場した時でしょうか。

 

KATO SHINKANSEN-0 新幹線

 

0系はやはり手元に欲しい存在のひとつですが、フル編成を購入するのは金銭的には厳しいもの。そこで、KATOのお手軽版4輌セット「SHINKANSEN-0」が再生産されたので買ってしまいました。

 

SHINKANSEN-0 鉄道模型 4両セット

 

初期の大窓も魅力的ですが、座席一列ごとの窓の方が乗客には親切です。

 

KATO「SHINKANSEN-0」、上越新幹線2000番台

 

先頭車輌の21-2003です。

1981年に登場した2000番台は、窓枠をFRPにするなど、東北・上越新幹線の200系に準じた客室設備になっています。

 

青い光の超特急、東海道新幹線2000番台

 

団子鼻の愛称はいつごろからでしょう。

 

青い光の超特急 21-2003

 

東海道新幹線の誕生時はまだ幼児だったので、記憶によく残っているのは山陽新幹線の開通時です。1972年に山陽新幹線の新大阪ー岡山間が開通した時のキャッチフレーズ「ひかりは西へ」や、1975年の博多開通時に森繁久彌さんが出ていたCMが印象的です。

 

0系新幹線 37-2506 食堂車

 

青い光の超特急、食堂車

 

山陽新幹線 食堂車 37-2506

 

中間車輌の16-2001です。

 

山陽新幹線「ひかりは西へ」中間車

 

グリーン車 37-2506 食堂車

 

この車輌はグリーン車です。

 

グリーン車 37-2506 食堂車

 

もう1輌の中間車 37-2506 は食堂車です。

 

食堂車 21-2001 グリーン車

 

このセットでは、食堂車にモーターが付いていますが、何か理由があるのでしょうか。

 

37-2506 食堂車 模型

 

長女が赤ん坊の時、100系の2階建て車輌にあった個室を利用し、隣のビュッフェで食事を買って食べたのが、私の最初で最後になった食堂車の利用です。

 

食堂車 21-2003 模型

 

食堂車は窓配置が異なるので、模型を楽しむときには編成の中のいいアクセントになります。

 

食堂車 22-2003 パンタグラフ 模型

 

もう一方の先頭車輌は 22-2003 です。

 

食堂車22-2003、東京方パンタグラフ

 

こちらにはパンタグラフが搭載されています。

 

食堂車とパンタグラフ、東京方模型

 

この車輌が東京方になります。

 

青い光の超特急「はしれちょうとっきゅう」22-2003

 

上が21形、下が22形です。21形の客席窓が少ないのは、連結側にトイレと洗面台が設置されているのですね。

 

山陽新幹線「はしれちょうとっきゅう」21形

 

孫1号が3歳の時に YouTube で「はしれちょうとっきゅう」の歌を聞かせたところ、とても気に入って歌っていました。幼稚園でも歌っていたらしく、「その歌は何?」って先生に聞かれたというのです。20歳代の若い先生は知らないんだ。そしてクラス全員で「はしれちょうとっきゅう」を歌っている音楽会のビデオを見せてもらいましたルンルンやった~チョキ

 

はしれちょうとっきゅう、青い光の超特急

 

ビュワーン ビュワーン 走る 青い光の超特急

時速250キロ すべるようだな走る音符

 

はしれちょうとっきゅう 青い光の超特急

 

「はしれちょうとっきゅう」は1967年にNHKの「うたのえほん」で紹介された曲です。0系は営業運転では210km/hでしたが、開業前の走行テストで世界記録の時速256キロを記録しています。

 

新幹線「ひかり・こだま・行先表示シール」

 

この製品の付属品はシールのみです。側面行先表示は新大阪とし、座席は博多方1輌に自由席、その他の車輌には指定席を貼りました。

 

0系新幹線の側面行先表示

 

憧憬鉄道は建設時に新幹線を走らせることを想定していなかったため、建築限界を超えています。

 

SFアニメ新幹線「はやぶさ」車内

 

孫のために「はやぶさ」を購入した時に、外周線を通過できるように改築しましたが、長距離を走行できる内周線は、カーブの先にトラス橋があったり、曲線部に壁があったりと、新幹線の規格に改修することはできませんでした。

 

0系新幹線「流星号」のヘッドライト

 

ヘッドライトがきれいに光ります。

 

0系新幹線「流星号」のヘッドライト

 

0系新幹線のヘッドライトを見ると必ず思い出すのがテレビアニメ「スーパージェッター」に登場した「流星号」です。

 

スーパージェッター 流星号 東海道新幹線

 

東海道新幹線の開業が1964年10月で、アニメの開始が1965年1月ですから、新幹線を意識してデザインされたのかもしれません。子どもの頃にはこの流星号や新幹線の絵をよく描きましたが、お気に入りはこのヘッドライトの部分でした。

 

スーパージェッター 流星号 アニメ

 

主人公のジェッターが腕時計型の通信機「タイムストッパー」(何と30秒間時間を止めることができる!)に向かって「流星号、応答せよ、流星号」と呼びかけると、マッハ15のスピードでやって来ます。マッハ1を1224km/hとするとマッハ15は18,360km/h、0系新幹線の210km/hで割ると87.4285…となり、流星号はひかり号の87倍以上の早さだったということになります。しかもこの流星号は陸海空を進むことができるだけでなく、時間を超えることもでき(ただし故障したため30世紀へ帰ることができません)、ボディをくねらせることまでできるのです。

 

青い光の超特急、ひかり号の87倍の早さ

 

SFアニメには勝てないまでも、世界初の高速鉄道として開発された新幹線は、走行速度だけでなく、車内の快適性や安全性など、当時と変わらず今もなお日本の誇る技術の集約です。「超」や「新」だけでなく「夢」まで冠して呼ばれていたのは、日本の高度経済成長期へ向けての期待の表れだったのでしょう。

 

青い光る特急列車「つばめ」

 

蒸気機関車が牽く高速客車列車の「つばめ」、電車特急の「こだま」を超える速さの「ひかり」と命名されましたが、「ひかり」には速さだけでなく未来への明るい希望の意味も含まれていたのかもしれません。

 

0系新幹線ひかり号、夢の超特急列車

 

赤いテールライトも美しく光ります。

 

つばめ、山陽新幹線、大阪・岡山間

 

憧憬鉄道には似合わないと思っていましたが、いやいやなかなか、風景に馴染んで走ってくれます。

 

蒸気機関車D51と新幹線0系

 

1972年に鉄道100年を記念して放送されたテレビドラマ「大いなる旅路」の最終回は、蒸気機関車が淘汰されて新幹線が走り抜けるシーンで終わったように記憶しています。それを思い出して蒸気機関車D51と新幹線0系を並べてみました。