8月~9月に発売予定だった予約品のマイクロエース製ED18が、1か月も早く昨日発売されて、今朝早速届きました。発売日が遅れることはよくありますが、予約品の発売が早まるのは初めての経験です。
早速、箱から出して眺めます。
パーツなどの取り付けは一切ありません。このまますぐに楽しめます。
軸重軽減改造を施し、動輪の間に車輪を1軸挟んだA1A-A1Aという異色の軸配置です。小さいボディーなのにF級?と間違えそうです。
実はこのED18ー2には、二度お目にかかったことがあります。「リニア鉄道館保存機」とあるように、7年余り前の名古屋のリニア鉄道館訪問時に出会っています。
実はそれが二度目であり、初めての出会いは今から44年前の1980年3月、国鉄浜松工場においてです。浜松工場で入れ替え機として働いた後、自身の前任車であるED11とともに車籍抹消後に留置されていました。色も褪せてリニア鉄道館での姿とはまったく異なる状態でした。
浜松工場へは、高校卒業時に友人とふたりで出かけた、一週間にわたる旧型電気機関車を中心とした撮影旅行時に立ち寄っていました。3月初めというのに初夏のような暑さだったことを覚えています。
昔の写真の大部分は紛失したり処分したりしているのですが、この時の旅行を簡単にまとめたアルバムだけは大切に保管しています。
アルバムには、ヘルメットをかぶった職員さんと記念撮影した写真が貼られています。計画してくれた友人が事前にアポを取っていたのか、突然訪れた鉄ちゃんーー当時はそんな呼び名はなく、鉄道マニアと呼ばれていたと思いますがーーを親切に案内してくれたのかは不明です。簡単に敷地内に入れてもらえたこと、しかもノーヘルでうろついたこと、今では考えられないいい時代でした。
さて、模型に戻ります。
試運転です。
S字カーブもポイントも苦にすることなく通過してくれます。
これからは憧憬鉄道の貨物牽引機として活躍してもらいましょう。