届いてから1か月、作業をしてからも2週間ほどたちますが、新入りの24系寝台特急「日本海」6両セット(KATO)を紹介します。
行先表示シール、ナックルカプラー、ジャンパ栓、ヘッドマークと作業用のドライバーが付属しています。
ヘッドマークを変更する際には、付属ドライバーで回すようになっていますが、もちろんそのまま「日本海」として走らせます。
行先表示以外のJRマークや車番等はプリント済みで、オハネフ25-117、オハネ25-152、オハネ25-215とカニ24-511は金帯、オハネフ24-21、オロネ24-5は白帯をまとっています。
青森行きに設定するか、大阪行きに設定するかを迷いましたが、機関車側に電源車のカニ24をつないで、青森行きとすることにしました。そこで最後尾となるオハネフ25には付属のジャンパ栓を取り付けて、ナックルカプラーに変更することとします。
付属のドライバーで引っ掛けて、カプラーセットを外します。
アーノルドカプラーからナックルカプラーに交換し、カプラーセットをジャンパ栓付きのものに取り換えます。
いつもジャンパ栓の取り付けには苦労させられますが、今回は一体成型になっているので簡単でした。
元通りにはめ込んで完成です。
牽引機に任命された手持ちのEF81ですが、こちらはTOMIX製です。
片側のカプラーを交換し、機関車に付属していた「日本海」ヘッドマークを取り付けます。
まずボディーを取り外してから、スカート部分を引き抜きます。
分解してカプラーをアーノルドからダミーに取り換え、改めて組み直します。
本体に戻して交換終了です。
両面テープでヘッドマークを貼り付けて牽引機の完成です。
一日目の作業はここで終了し、日を改めて側面表示を貼り付けました。
作業時に写真を撮り忘れていましたが、予定通り青森行きです。
寝台特急ということで、三日目の作業は、室内灯の取り付けに初めて挑みます。
LED室内灯クリア6両分入りを、車輌と同時に購入しておきました。
車体を取り外して組み込んでいきます。
説明書によると、照明板をボディの天井部分にはめ込むようですが、簡単にカチッとはまるわけではなさそうで、座席部分の上に置くだけで十分なようでした。
室内灯ユニットです。ここが光って、照明板で反射するようです。
こちらは集電シューです。
差し込む位置が分からなくて、悩みました。
上の写真は間違い、下の写真が正解です。
集電シューがうまく接触するように、室内灯ユニットをはめ込みます。
車体を戻して線路に置いてみます。
無事に点灯しました。
やり方が分かれば2両目からはすいすいといくと思いましたが、照明板が安定せずに困りました。
車体を戻す前に点灯を確認すべきでした。
カニ24は車体が短いので、照明板のカットが必要です。
溝に沿って曲げれば、手で簡単に折ることができます。
6両分の取り付けを終えて、本線に入線します。
建物の灯りがないのは少し寂しいですが、なかなかいい感じに光っています。
お昼の様子はこんな感じです。
細い汽笛がこころに刺さる 星屑ばかりの北の空
涙さえ凍るこんな夜 吠える風にふるえてる
「哀しみ本線日本海」(森昌子)
思う存分走らせて楽しみたかったのですが、そう簡単にはいきません。
一部のカーブや勾配部分で機関車と客車のカプラーが外れてしまいます。
アーノルドカプラーは互換性があると言いながらも、メーカーが異なると形状も随分と異なります。
上がKATOで下がTOMIXのものですが、TOMIXの方が空間が大きいように見えます。
カプラーの個体差もあるのかと思って取り換えてみたり、カニ24を最後尾に設定し直してオハネフ25をEF81と繋いだりしてみましたが、うまくいきません。
どうやら、走行中にカプラーが上下に振れて外れるようです。
同一メーカーの機関車に牽引させるべきなのかと考えて、KATO製のEF58にも牽かせてみましたが、やはり走行中に外れてしまいます。客車すべてを連結せずにカニ24を1両だけで機関車につないでみると、きちんと1周走ってくれるので、連結した時のバランスが悪いのかもしれません。
はてさて、どうやって解決すればいいのでしょう。
「日本海」で楽しむはずが、少し哀しくなりました。