妻と二人、一泊でカニを食べに行きました。車での旅行が多いのですが、この時期の山陰は雪や凍結が怖いので、鉄道の利用です。

 

 

JR宝塚駅から、特急「こうのとり」に乗車します。

 

 

足元ピンクの位置でお待ちくださいとのアナウンス。

 

 

やって来ました、289系特急「こうのとり」。

 

 

新幹線以外の特急列車に乗るのはいつ以来でしょう。

 

 

妻は先に乗車し、写真撮影後に急いで乗り込みます。

 

 

 

デッキに出ると、スーツケース置き場があります。

 

 

 

 

昼食を食べているとあっという間に福知山に到着です。

 

 

福知山駅では8分間の停車ということで、ホームに降りました。

 

 

 

京都色113系の姿も見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

私が写真を撮りたいだろうと、わざわざ先頭号車を選んで妻が切符を手配してくれました。感謝感謝です。

 

 

車内に戻ってから、京丹後鉄道の特急「丹後の海」がやって来ました。

 

 

城崎温泉駅で下車して、乗り換えです。ここからは非電化区間となります。

 

 

楽しみにしていたキハ47に乗車します。

 

 

 

結構な人数が乗っていましたが、一駅ごとにたくさんの方が下車していきます。

 

 

 

 

 

 

 

ワンマンカーのため出入りをしやすくするためか、運転士さんも扉を開放したままでしたが、このあと上部だけがカーテンで塞がれました。

 

 

駅では運転士さんが乗車券の回収を行っていましたが、料金回収箱もあります。

 

 

なかなか切符が見つからずにバッグの中をまさぐっていたおばあさんがいましたが、「いいですよ。降りてから箱に入れてください」と言われていました。

 

 

料金箱や運賃表、整理券はバスに乗っている感じですね。

 

 

 

2両編成ですが、香住までは後方車輌の扉は開かないとアナウンスされているので、2輌目は空いています。

 

 

 

なかなかない機会なので、トイレもお借りしました。

閲覧注意(笑)

 

 

昔ながらの便器です。

子どもの頃は、駅でトイレに行ってはダメでした。垂れ流しで、便器の穴からは枕木が見えていました(;^_^A

 

 

 

柴山駅に到着です。

 

 

 

 

 

乗って来た列車を見送ります。

 

 

 

 

コンクリート打ちっぱなしの簡単な駅舎です。

 

 

 

別棟のトイレ。

 

 

ホテルの方に車で迎えに来ていただきました。

かつては柴山港で水揚げされた海産物を京阪神へ出荷する拠点として賑わっていましたが、トラック輸送にその地位を奪われ、JRの合理化で旅客列車の運行本数も減り、立派な木造駅舎も老朽化に伴って5年ほど前に取り壊されて現在の駅舎が完成したと、ホテルまでの道中で聞かせて頂きました。

 

 

3組限定の小さな宿には、私たちともう一組だけの宿泊でした。

貸切風呂に入浴した後、美味しいカニ料理を楽しみます。

 

 

 

翌朝の運転もない安心感からか、飲み過ぎました(;^ω^)

 

 

柴山駅周辺には何もなく、冬場は寒いということで、翌朝は香住駅まで送ってくださいました。

 

 

昼食の購入のため、途中でスーパーにも寄ってくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅の内外で撮影している間に、次々と人がやって来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待合室もホームのベンチも満員になり、列車到着10分前には乗車位置に行列ができました。

 

 

人を避けて撮影してはいますが、乗車前に列車にカメラを向けていられるような状況ではありません。

 

 

 

 

ここでの列車交換があるため、上り下り同時刻の発着です。

 

 

大半の宿が10時チェックアウトのためか、どの駅からもたくさんの人が乗って来て、大阪にいるのと変わらない混雑になりました。違うのはディーゼル音が響き渡っていることくらいでしょうか。

この時間のみが賑わっていて、一時間に一本程度の他の時間帯は閑散としているのでしょう。

 

 

約30分の乗車を終えて。城崎温泉駅に到着です。

乗り換えの特急こうのとりは、同じホームの向かい側からの発車ですが、わずか3分の待ち合わせです。たくさんの荷物を持った人たちが下車するにはそれなりの時間を要するのではと心配していたのですが、案の定、旅行客の老人だけでなく地元のおばあさんも何人か乗車しており、ステップを降りるのに一人一人が相当な時間を要しています。車椅子でも簡単に乗降できる都会の電車が、かなりバリアフリー化していることを実感しつつも、スーツケースを抱えて隙間を縫って下車しました。スーツケースを妻に預けてかろうじて写した1枚が上の写真です。

 

 

指定席の1号車の乗車位置まで移動する間もなく、3号車に乗り込んで発車後に車内で乗り移りました。

クロハ288ですが、着席したのは”ロ”ではなく”ハ”です。グリーン席との間に扉があるので、車内は狭く感じられます。

 

 

 

豊岡駅に留め置かれているラッセル車です。

 

 

 

どこの駅も貨物線や引き込み線が剥がされて寂しくなっていますが、豊岡駅にはたくさんの線路が残り、昔の地方都市の駅の雰囲気が残っている感じです。

 

 

黒いホキが連結されて並んでいます。

 

 

 

続いて和田山駅に到着です。

 

 

 

煉瓦機関庫が見えてきました。

 

 

丹後鉄道もやって来ました。

 

 

和田山駅の煉瓦機関庫と給水塔は、2021年秋にゆっくりと見学しました。

 

 

和田山駅を出ると昼食です。昨夜たらふくカニを食べたにも関わらず、カニちらしを買ってしまいました(^^)/妻の許可が下りてビール付きです(^_-)-☆

 

 

食後はまた車窓を楽しみます。下の写真は、なぜ特急が停車するのか不思議な柏原(かいばら)駅だと思います。

 

 

このホームは使われている気配がありません。

 

篠山口駅から三田(さんだ)駅まではそこそこの距離がありましたが、三田駅を出るとあっという間に宝塚駅に到着です。

 

 

城崎温泉駅ではあわただしくて撮影できなかったので、下車後にパチリ。

 

 

同じホームから区間快速に乗り換えて帰路につきます。

 

 

自動改札のない駅からの磁気乗車券は、入場記録がなくても自動改札を通れます。

 

いい気分転換ができました。