憧憬鉄道に所属している旧型電気機関車たちに勢揃いしてもらいました。

 

 

EH10        EF58

     EF15   EF16

ED19  ED16  EF56

EF57   EF53  EF57

 

 

旧型電気機関車に興味を持ったのは、鉄道模型を始めて間もない中学生時代、EF57の写真に魅了されてからです。

小遣いを貯めて高価なHOゲージを購入しました。確か2万数千円だったと思います。買い物したお店は、先日大阪では惜しまれながら閉店したマッハ模型でした。畳の上のお座敷レイアウトではどうしても先台車が脱線してしまい、高校の文化祭に持っていって組み立て式レイアウト上を走らせてもらった記憶があります。

高校時代には写真集「EF57ものがたり」を毎日のように眺めていました。

 

 

先日紹介したばかりのEF53とEF56は後に改造されてEF59となり、セノハチで活躍することとなる機関車です。EF57を見れない代わりに、EF59を見ようと広島の瀬野機関区へ3度足を運びました。EF59は片側の顔に施されたゼブラマークが特徴的でした。この2両にもゼブラマークを施したいくらいです。

 

 

EF15は関西でも見ることのできたデッキ付き機関車ですが、デッキの小さいのが少々不満でした。紀勢本線の紀伊-山中渓のトンネル上から友人と一緒に撮影しました。ブルドッグことキハ81系くろしおなども通り、楽しかった思い出です。

 

 

その友人とは高校卒業時に、浜松機関区、青梅線、吾妻線、上越線を中心とする撮影旅行に行きました。古里駅や御嶽駅、奥多摩駅など数か所でED16の撮影を楽しみ、民宿でご飯を食べようとした瞬間に停電になりました。吾妻線ではEF12を撮影しましたが、憧憬鉄道にはまだEF12は仲間入りしていません。梅の咲いていた青梅線とは一転して、水上駅では雪。駅舎で野宿しましたが、駅のストーブで登山客の焼いていたスルメの薫りが、空腹の私たちにとってはつらいものでした。駅ではEF16を撮影しました。上越線では一駅ごとに雪が増えてくるのに驚き、モグラ駅で有名な土合駅で降りました。駅前の土合ハウスに宿泊したのですが、そんな軽装でこれより先に行ってはいけないと言われ、翌日の撮影地を変更しました。雪の中でEF16や181系ときを撮影したのもいい思い出です。

 

 

撮影旅行の復路、鈍行で大垣に付いた後、直接帰るのはもったいないと急遽立ち寄ったのが関ケ原でした。そこでの一番の獲物はEH10。2連という変わり種で、その大きさからマンモスの愛称がありましたが、東海道線の大山崎あたりでもよく撮影しました。黒い車体に黄色のラインが結構お気に入りで、蒲鉾板と厚紙でHOサイズの模型を自作したこともありました。憧憬鉄道のNゲージは30年以上前に購入したものです。

 

 

EF58は中学生時代に大阪駅のホームでよく撮影しました。おそらく荷物列車を牽引して停車していたのだろうと思います。

 

 

憧憬鉄道にデッキ付き機関車がまだ少なかった時に、飯田線で活躍した機関車だということで購入したのがED19です。飯田線を訪ねたときに旧型電気機関車に遭遇した記憶があるのですが、豊橋から近い場所だったので、北部を走っていたらしいこの機種ではなかったのでしょう。特に思い入れはないのですが、同じD型のED16と比べてもかなり小さく、かわいい魅力的な機関車ではあります。

 

 

以上、憧憬鉄道所属の旧型電気機関車の紹介と、私の思い出のつぶやきでした。