嵯峨信之『詩集未収録詩篇』を読む(95) | 詩はどこにあるか

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詩の感想・批評や映画の感想、美術の感想、政治問題などを思いつくままに書いています。

* (中間のあらしには少しの隙間もない)

おなじ夏のつづきのように ある意味 ある頂点 そして ひたひたと
どこまでもひろがつている

 「中間のあらし」とは何だろうか。
 私には「あらし」と「あらし」の中間、一休みしている「あらし」ではないかと思えてくる。
 予感だけが、そこにある。予感としての「あらし」。


*

詩集『誤読』は、嵯峨信之の詩集『時刻表』を批評するという形式で書いたものです。
オンデマンドで販売しています。100ページ。1500円(送料250円)
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