愛というものは
騎手のもつ鞭のようなものだろう
世界のどこでも
やたらと男たちの運命を駆けさせるばかりである
「意味(論理)」の強い詩である。
「愛」が「騎手のもつ鞭」なら、「男」は「馬」か。「騎手」は「女」になるかもしれない。
男は女にあやつられている。愛にではなく。
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詩集『誤読』は、嵯峨信之の詩集『時刻表』を批評するという形式で書いたものです。
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