文部省次官の引責辞任、その次は? | 詩はどこにあるか

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文部省次官の引責辞任、その次は?
             自民党憲法改正草案を読む/番外229(情報の読み方)

 2018年09月21日の読売新聞夕刊(西部版・4 版)の一面。

戸谷文科次官 引責辞任/接待汚職、局長1 人も/相次ぐ不祥事 教育行政打撃

という見出し。
 前川・前次官につづき、「事務方トップが2代続けて不祥事の引責辞任に追い込まれる異例の事態になった」と書いてある。
 ここで疑問。
 問題になっているのは「接待汚職」だが、それはほんとうに文科省だけで起きているのか。他の省庁では「接待汚職」はないのか。
 根拠もなく、私は、こんな風に妄想している。
 安倍は、文科省を狙い撃ちしている。安倍にとって不都合なことを言わせないぞ、という意思表示とみている。
 なぜ、文部省を狙い撃ちするか。
 教育は、洗脳に都合がいい。教育への介入を増やしたいのだ。
 安倍は「教育の無償化」を憲法改正の一項目に掲げているが、これは注意深く見守らないと大変なことになる。
 今でも朝鮮学校への「無償化」は行われていない。日本で生まれ、日本で育った子供への教育が差別されている。
 この差別は、見えない形で他の民族(人種)差別に応用されている。
 「外国人研修生」という名目の労働者は、日本に「単身」で来ている。家族では来ていない。日本が家族を拒んでいる。家族で来れば、受け入れのための社会環境づくりに金がかかる。そこに金をつぎ込んでいては安い賃金で「研修生」を搾取する意味がなくなる。
 もし「研修生」に子供が生まれれば、その教育環境も必要。金がかかる。だから、そうならないように、「単身」でしか受け入れていない。
 日本はすでに外国人の労働者抜きでは、社会が成り立たない。私がときどき利用するコンビニも、きっと従業員が確保できずにつぶれるだろう。
 それなのに、安倍は「外国人排除」を貫こうとしている。
 学校現場で、この方針を貫く必要がある。そのための「文部科学行政」を推し進める必要がある。
 文科省次官の辞任ではなく、次に誰が次官になるか。その人物は、安倍とどういう関係か。そのことに目を向けないといけない。
 私は、政界や官界の人間関係などまったく知らない。マスコミは、その辺りを集中的に取材し、報道してほしい。きっと、安倍の「息のかかった」人間が次官になるはずだ。







#安倍を許さない #憲法改正 #天皇退位 
 


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