誕生日の翌日 | 詩はどこにあるか

詩はどこにあるか

詩の感想・批評や映画の感想、美術の感想、政治問題などを思いつくままに書いています。

誕生日の翌日

青いガスの炎が花びらのように広がっていく、
その一行を書きたくて
コーヒー茶碗と受け皿とスプーンをととのえる
砂糖もミルクもつかわないが
朝の光をはじくためにスプーンはなくてはならない

テーブルの上に薔薇。
きのうの夜とは違った形で影をつくっている


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