紙の上に紙の上に紙の上に横たわる鉛筆の影は私の感情になりうるかと書いたまま、動かなくなることば。その真ん中に鉛筆で傍線を引く。ここでことばが真っ二つになり、隠れていた意味がさわぎはじめればきょうの私の詩はおわることができる、はじまることができる。