マイク・ニューウェル監督「プリンス・オブ・ペルシャ」(★) | 詩はどこにあるか

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マイク・ニューウェル監督 出演 ジェイク・ギレンホール、ジェマ・アータートン、ベン・キングズレー、アルフレッド・モリナ

 ジェイク・ギレンホールがこども時代も含めて(?)、一生懸命動き回っているけれど、でも、それでいったいどうしたの、という映画ですねえ。
 悪人は親切そうな伯父、プリンセスはおしゃべりでやんちゃで手がかかる--というのは、この手のストーリーの常套句。(プリンスがおしゃべり、というのはディズニーの大好きな設定かなあ……。)
 おかしいのは、こういう映画にまでも「現実」が反映されるところだねえ。
 武器を輸出している--という情報で攻撃(侵入)して見たら、それは「悪人」のでっちあげ。なんてねえ、アカデミー賞をとった映画もそうでしたねえ。いや、アメリカの中東政策そのものでしたねえ。
 特撮(いまは違った言い方をするんだっけ?)も、どこかで見たシーンばっかり。どこかで見たシーンでも、それを上回っていたら文句はないけれど、みんなちゃっちい。二流という感じ。
 ジェイク・ギレンホールは大きな目を見開いているんだけれど、うーん、眠くなります。


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