イタリア人(18歳)と一緒に三木清「人生論ノート」を読んでいる。そのときの、私のノート(といっても、本の書き込み)をアップしておく。
三木清は、ことばを少しずつ変えながら、ことばを定義していく。その過程がとてもおもしろい。
最初につかっていたことばが、あとで復活してきて、動く。そのとき、定義がより強靱になる。そういうことばの運動がとてもおもしろいのだが、この「日本語授業」についてこられることに私は仰天している。
きょう読んだのは「虚栄心について」。その前に「作文」の添削をするので、解読は90分くらいだが約7ページ(旧字体、旧かな)を読んで、理解してしまう。
私は、この「精読教室」を、ほんとうは日本人相手にやってみたいのだが。
興味のある人、います?