オリンピックは中止すべきだった(31) | 詩はどこにあるか

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 8月26日の読売新聞。コロナ感染状況。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210825-OYT1T50275/
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(見出し)国内で新たに2万4321人感染、大阪など10府県で過去最多…重症者は13日連続で最多更新
(記事)国内の新型コロナウイルス感染者は25日、全都道府県と空港検疫で新たに2万4321人が確認された。10府県で過去最多となった。重症者は前日から29人増えて1964人となり、13日連続で過去最多を更新した。死者は45人だった。
 東京都の新規感染者は4228人。1週間前から1158人減り、3日連続で前週の同じ曜日を下回った。直近1週間の平均新規感染者は前週から5%減の4471人。平均感染者が前週を下回ったのは6月19日以来となる。
 大阪府では、過去最多の2808人の感染が判明した。お盆明けの17日以降、前週比1・4~1・5倍で増加を続けており、軽症・中等症病床の使用率は75・2%と8割に迫っている。
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 東京は減っているように見える。しかし、木曜、金曜が週のピークのことが多いので、もう少し(最低2週間)経緯をみないと減少しているかどうかは判断できないだろう。
 東京は減っているが、感染が地方に拡大している、と言えるだろう。このことは、東京がたとえ減ったとしても、地方から東京へ出てくる人が増えれば再び拡大することを意味するだろう。菅は、緊急事態宣言を解除するための「出口戦略」を探っているが、東京だけ減少すればいいというものではない。
 私の住んでいる福岡県も、一時新規感染者が1000人を下回ったが、再び1094人と1000人を上回った。減少していたのは、雨で検査を減ったということかもしれない。(きのうは、久々に晴れた。)九州では佐賀をのぞく各県が100人を超している。交通の便がいいとは言えない宮崎でも114人。
 記事には書かれていないが、大阪のほかに、愛知1815人、沖縄809人も最多である。北海道も568人と高い数字が続いている。

 パラリンピック関係者はどうか。
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 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は25日、パラ関係者の新型コロナウイルス検査で、東京・晴海の選手村に滞在している海外選手2人を含む16人が、新たに陽性と判定されたと発表した。
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 相変わらず感染者が発生し続けている。この記事で気になるのは、いままでは「累計」を書いていたのに、今回は書いていないことである。「濃厚接触者」は、何度も書くが、
初期の段階では書くが、途中からは省く。たぶん人数が多すぎるのだろう。しかし、パラリンピックの選手には介助が必要な人がいるだろう。濃厚接触者は必然的に存在すると思う。その人たちから感染が拡大する恐れがあるし、何よりも感染した選手が介助を必要とする場合、濃厚接触者がますます増えるということにもならないか。介助する人も、厳しく注意を払わないといけなくなる。
 三重国体は中止が決定されたが、東京オリンピックも中止すべきだったのだ。パラリンピックは中止し、高校野球も中止すべきだ。