『婁宿』にとっての「究極のパートナー」!
あなたから見て「栄」と「親」にあたる相手が『夫婦星』とされ、
生涯を共に歩める、「究極のパートナー」とされます。
この相手とは、出会った瞬間から意気投合し、
「きっとこの人とは夫婦星!」などと、気付くことはないでしょう。
むしろ淡々としたお付き合いから始まることが多く、
初めのうちは、あまり気にもかけていなかったのに、
相性を調べたら「夫婦星!!」…という出会いが多いようです。
しかし、お互いに会話を重ねて行くうちに、
色々なことに気づかされるでしょう。
この相手には、「一つ言えば全てが伝わる」事が分かり、
しかも相手の言葉や態度、思考や価値観など、
全てを、自然に受け止めることができるために、
短所ですら、あなたには長所に映るはずです。
そして次第に、「お互いを必要とする関係」へと進展…。
それが「夫婦星」の持つ、特別な作用だとされます。
■「栄」と「親」…それぞれの「立場と役割」は?
あなたから見て「栄の相手」には、その字の通り、
「相手を繁栄させる」ことで、
お互いが幸せになれるとされます。
ですから、「栄の相手」の意志を尊重してあげて、
あなたがサポートされることで、「夫婦星」は作用します。
また、「親の相手」は、あなたをしっかりと包み込んでくれる
保護者のような役割を持った相手と思われましょう。
ある意味、あなたをリードする立場にありますので、
少々、窮屈だと思える時もありそうですが、
この相手の、意見やアドバイスに耳を傾けることで、
「夫婦星」の縁は作用を始めます。
■お互いの宿の「位置関係」について
「夫婦星」でも、お互いの宿の位置関係が大切です。
宿の位置関係は、3種類の「距離」で表されます。
①「近距離」
近距離の相手とは、出会う確率が高く、
しかも縁が生じやすいとされますが、
その一方で、相手との位置が「近すぎる」ために、
摩擦が生じることもあるでしょう。
勿論、関係の修復はできますのでご安心を!
一時的でも、気まずくなったりしないよう、
自分が話したいことは、少しだけ控えられることと、
相手の気持ちを汲み取ってあげるようにしましょう。
「リードする側」と、「される側」の立場と役割は、
いつも意識しておかれることをお勧めします。
②「中距離」
中距離の相手は、「近距離」の相手よりも
距離が離れている分、摩擦や対立を起こし難いとされます。
このため、「親の相手」からの過干渉もありませんから、
いつまでも、心地よい関係を維持することが出来ます。
この「付かず離れず」の、適度な位置関係が、
『最高の夫婦星』と呼ばれる所以です。
お互いの距離が、少しだけ離れている分、
出会った時のインパクトは少ないのですが、
次第に、「この人といる時が一番安心できる!」と
思え始めた時、その瞬間から
『最高の夫婦星』が、作用すると思われましょう。
③「遠距離」
遠距離の相手とは、二人の宿が離れている分、
出会う確率が低く、縁が生じ難いとされます。
しかし一度縁が生じると、「中距離」の相手に次ぐ
「ラッキーパーソン」だとされています。
距離があることで、相手への思い遣りや礼節が保て、
お互いを尊敬し合える関係が築けるのです。
但し、「遠距離」であることを意識されないと、
気持ちに「隙間」ができやすいために、
二人のスケジュールが合わなくなったり、
連絡が入れ違いになることもあり、
次第に、関係が希薄になることがあるでしょう。
「遠距離」の相手とは、意識した連絡をお忘れなく。
また、宿の間に生じた隙間に、
第三者が割り込んできたり、二人を羨む他者からの
嫉妬ややっかみもありそうです。
「夫婦星」の縁で結ばれていることを、
いつも意識しておかれることをお勧めします。
■あなたにとって「栄の相手」は?
近距離: 「胃宿」 中距離: 「箕宿」 遠距離: 「張宿」
■あなたにとって「親の相手」は?
近距離: 「奎宿」 中距離: 「柳宿」 遠距離: 「心宿」