海外で開発された、「レプリコンワクチン」と呼ばれる、新型コロナウイルスに対する新しいタイプのmRNAワクチンが、28日、国内で承認されました。申請した製薬会社は、今後、変異ウイルスに対応したワクチンを開発した上で、来年の秋や冬の接種を目指すとしています。

接種した新型コロナウイルスのmRNAが体内で複製される新たな技術を使っているため、少量で効果が長続きするということです。
会社などによりますと、このタイプのワクチンが承認されるのは世界で初めてだということです。

 

普段は効き目がある薬でもグダグダと承認しないのに

今回はどういうわけか世界一番乗りで承認びっくり

 

https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2024/detail/pdf/240205_01.pdf

 

新型コロナウイルス感染症に対する mRNA ワクチンは、起源株及び初期の SARS-CoV-2 変異株に対して高い有効性(発症予防効果)を示しましたが、その免疫持続は短期間であり、例えば、オミクロン株に対する mRNA ワクチンの有効性は、ワクチン接種後 6 カ月以内に 20% 未満に低下することが分かっています

 

報道では「コロナ」という言葉を使い「SARS:サーズ」と言う名は避けてましたね

オミクロン株って遠い昔のように感じますね。

現在はJN.1 高い免疫回避能力を持っているガーン

 

1年は有効であるべきワクチンが6ヶ月で落ちる

まぁ1年も経てば新型株が流行しているのでワクチンの効果自体の有効性が

問題ではあります。

 

従来の不活化ワクチンとの違いを今一度考える時と思います。

不活化ワクチン・生ワクチンとは毒性や感染力を弱めた、或いは無くしたウイルスを

接種して免疫を得る方法です。

(人間細胞では作らない)

 

mRNAワクチンは

ウイルスのタンパク質をつくるもとになる

遺伝情報(設計図mRNA)の一部を使ったワクチン

つまりウイルスの一部を人間の細胞内で作る

 

今回のmRNAワクチンでは上記の通りに有効性の持続時間が短すぎるために

mRNA(ウイルスの設計図)を自己増殖させる技術を使用

コロナウイルスに対してのみの抗体を延々と作るのでしょうか?

 

体は様々な外敵と戦うために抗体を作っています。

戦う相手はコロナウイルスだけではありません。

抗体は万能薬ではなく一種類の抗体が一種類の抗原(病原体)に対してのみ

効果があります。

しかも抗体をつくるB細胞、形質細胞は複数の抗体を作るのではなく

1個の細胞は一種類の抗体しか作りません。

B細胞、形質細胞の数も決まっています。

 

mRNAワクチンを打つか打たないかは各自の自由ですが

情報をしっかりと把握してから決めるのが賢明です。