\ Are you having fun? /
4月23日。ゴールデンウイークが間近にせまってきました。鯉のぼりなどもあちこちで見かけますね。みなさんの予定はどんな感じですか? 行楽ですか? 帰省ですか? 上京ですか? 家でグダグダですか? それとも、海外ですか?「海外に行くも何も、住んでるので」という海外組のみなさんもいらっしゃいますね
なかには、「なにがゴールデンウィークだ!」などと、ふて腐れている人もいるかもしれませんが、ま、それも「いま」現れていることです。それしかない現れです。いいです、それも。
かなもり幼稚園のゴールデンウイークは、4月30日に『真理に近づく質問会』、5月4日に『金森講義室GWスペシャルトーク会』の開催が予定されています。楽しみ楽しみ
それと、『〝実践〟講座』や『金森講義室』や『目覚めのクラス』で、ここのところ、事実に触れる体験をする園児さんたちが、たくさん出てきていますよ そのなかには、「自分にはまだまだ無理」とぼやいていた人もいます。あきらめずに実践をコツコツつづけてきた方です。あなたも、知識を超えた実感、体感をぜひ味わってください。むずかしいことじゃないんですよ、ほんとに
ということで、今週も楽しくいろいろやっていきましょう
お勉強をはじめる前に
「基礎」より前の「大前提」のお話です。再確認しておきましょう。
かなもり幼稚園で話されているのは、よく言われる「自我なるもの」「エゴなどというもの」とか、「わたし」「自分」などというものを、なくすとか、そんなことではありません。
「そんなものは、はじめからどこにもないんですけど」という話です。
これが見えてくると、真実というものが、とても単純なことだということがわかります。本当にシンプルです。
みなさんが大好きな「自我」なるもの ――。
ありません、どこにも。
「事実」をよおーく見ていきましょう
『バタ足』シリーズより
本から抜粋してお届けします。
けれども「事実」は、そうではありません。それを映し出しているあなたのなかの映像が変わっただけです。あなたの前に現れたものごとを、自分の「外側のもの」ととらえていると、「事実」は見えてきません。それがさまざまな問題をつくり出すんです。
『くり返し触れたい《バタ足》メッセージ373選 ~バタ足ノンデュアリティ3~』72ページより
〔 六つの特別授業について 〕
当園には、『基礎クラス』『金森講義室』『目覚めのクラス』『〝実践〟講座』、そして、6月からスタートする『〝バタ足4〟掘り下げ講座』、不定期開催の『質問会』と、合わせて六つの「特別授業」があるわけですが、「自分はどの授業を受けたらいいでしょうか?」というお問い合わせを多くいただきます。
あまり堅苦しく考えないでくださいね。以前から園の授業を受けているみなさんは、とても自由に、いろいろ受けていらっしゃいます。あれこれつまみ食いしてみたり、休み休み受けたり、かたっぱしからぜんぶ受けてみたり
なかには、最近、ノンデュアリティを知ったばかりで、いきなり『目覚めのクラス』に参加して楽しまれている人もいますよ理解のおよばない話だろうが、何だろうが、大事なのは、あなたが楽しめるかどうかです。
お問い合わせをいただいたとき、その人が、まだ『バタ足ノンデュアリティ』をよく把握していない場合には、まずは、ユーチューブ『聴くおさらい帳』をくり返し聴いて、『金森講義室』や『〝バタ足4〟掘り下げ講座』で、大事なことをしっかり勉強してから、『〝実践〟講座』や『目覚めのクラス』に挑戦していくのがいいでしょう、とお答えしています。言うまでもありませんが、『基礎クラス』はとても大切です。土曜日の夕方、時間が取れるなら、受講するに越したことはないでしょう
年少さんのための『基礎クラス』
◎毎週土曜日の『金森講義室』の前に開いている、Zoomを使った5分ほどの無料のミニ講義です
くわしくは、こちら
◎『金森講義室』や『目覚めのクラス』『〝バタ足4〟掘り下げ講座』などとは違い、録画動画の配信はありません。ライブ参加のみとなります。
基礎を〝しみ込ませる場〟です。「基礎」と「初歩」はまったく違います。基礎はほんとに大事ですよー。基礎だけで「はっ」とするなんていうこともあるんですから
事実に触れる『〝実践〟講座』
◎〝実践〟に特化した講座です。園長の3分ほどの音声ファイルが、週に2回、メールで送られます。園長と一対一の授業ではなく、グループ授業です。
◎ただいま6月分の受付中。締め切りは、5月20日。詳細とお申し込みは、こちら
知ったことを、自分で〝たしかめる〟ことです。それがなければ、「頭のなかの世界」のことで終わってしまいます。それではもったいないですね。聞いた話は、どこまで行っても、聞いた話ですから
年中さんのための『金森講義室』
◎Zoomを使って、月に4回、毎週土曜日に、ライブでお届けするウェブ授業です。
◎ただいま6月分の受付中。締め切りは、5月20日。詳細とお申し込みは、こちら
〝ちゃんと楽になる〟ための〝土台をつくっていく場〟です。〝土台〟がしっかりしていないと、楽は楽でも、安定しない表面的なものになってしまいます。疑問や勘違いをなくして、着実にすすんでいきましょう
◎Zoomを使って、月に4回、毎週日曜日に、ライブでおこなわれる授業で、「年長さんのための」とあるように、『金森講義室』の上位クラスにあたるクラスです。
◎ただいま6月分の受付中。締め切りは、5月20日。詳細とお申込みは、こちら
♪「理解」じゃないのよ、ノンデュアリティは、Ha,ha~♪「実体験」だと言ってるじゃないの、Ho,ho~♫ 別名〝キャンドルクラス〟
読むだけで終わらせない『〝バタ足4〟掘り下げ講座』
◎Zoomを使って、月に4回、毎週水曜日の夕方におこなうウェブ授業です。
◎新刊、バタ足ノンデュアリティ4『ぜんぶが夢で、ぜんぶがホント』を教科書にして、『バタ足』の全体像を体系的に学んでいきます
◎ただいま6月分の受付中。締め切りは、5月20日。くわしくは、こちら
バタ足の〝全体像を知る〟ことで、勉強そのものだけでなく、勉強との向き合い方もはっきりしてきます。むかーし教室で学んだ頃を思い出しながら楽しんでください
停滞から抜け出す『〝真理〟に近づく質問会』
◎Zoomを使って、参加者「20名限定」でおこなう少人数のグループ質問会です。
◎勉強の行き詰まりから抜け出るヒントをつかみにきてください。また、少人数の会だからこその個人的な悩みなどもお持ちください。
◎開催は不定期。2か月か3か月に一回程度の開催を予定しています。くわしくは、こちら
◎次回4月30日㈰分は、満席になりました
誰かさんがした質問とその答えで、自分の疑問が解けたり、「はっ」とすることがあります。反対に、あなたの質問が、みんなに気づきを与えることもあります。それが、この質問会です。〝わけあう場〟と言ってもいいでしょう。なので、この質問会には、〝バーベキューの会〟という別名があるのです
ユーチューブ『聴くおさらい帳』
◎最新のファイルは、バタ足モーニングメッセージvol.4「『いまの自分は、本当の自分じゃない』なんて思っていませんか?それは大まちがいです。」です。
「本当の自分」みたいなことばを聞くと、とても多くのみなさんが、「いま以外の場所」や「いまの自分ではない自分」のようなものを探しはじめます。そうじゃないよ。いまのあなたのなかにあるんですよ、というお話です
つぎは、来週の日曜日(4月30日)アップ予定。
掲示板
特別なお知らせや、講座のお申し込み等でこちらから連絡が取れない場合などもここに書きます。
◎来る5月4日㈭、『金森講義室』ゴールデンウイーク・スペシャルとしまして、「金森の〝うつ病体験〟トーーク!」が開催されます。くわしくは、こちら
◎『バタ足ノンデュアリティ3 ~くり返し触れたい《バタ足》メッセージ373選~』kindle版は、こちら
説明やくわしい解説のあまりない『バタ足3』が楽しめるようになってきたら、勉強がすすんできた証拠です
「トンボのメガネ」第19回(最終回)
イベント&パーティーの仕事も丸3年になろうとするころだった。ある日、本社近くにある恵比寿の広いパーティー会場の隅っこに、社員全員が集められた。しばらくすると、役員たちといっしょに社長が現れた。
社長の話は短かった。5か月後に会社が解散されることが告げられたのだ アメリカ側の会社が撤退を決めたのだという。ここ2か月ほど、日本側だけでつづけるかどうかが検討されていたのだが、継続しないことが決定したとのことだった。総務や経理担当の一部の者を除いて、すべての業務は、3か月後に終了すると。社長の話のあとは、総務の人から、再就職先の斡旋の説明などがあった。
会社の解散という知らせは、たしかに衝撃ではあったが、正直、残念という気持ちはなかった 話をぼんやり聞きながら、わたしの頭のなかは、高学歴、高収入のエリート外人さんたちのリッチな生活のようすや、数々のパーティーでの思い出、そして何より、この会社に入る前、3年間カフェで働いていたときに知った、芸能界などの華やかな世界のことや、自らの足で立って世のなかで活躍する事業家や、自分の才能ひとつで成功しているさまざまな人たちのことなどが、途切れることなくめぐっていた。そして、そこに覆いかぶさるように、「俺は、指示を出す側の立場になる」という漠然とした思いや、ナポレオン・ヒルの本『成功哲学』のなかに出てきた、成功者たちのさまざまな逸話がよみがえっていたのである
楽しすぎる仕事を失うことを、「これでいい」などとは思わなかったが、心のどこかで「何かに後押しされている、いま、やるしかない」という思いがわいていた。そこには、ただただ自信のようなものがあった。根拠などない。ここまで、このコラムを読んできた人はわかると思うが、金森という男は、何しろ〝トンボ〟だから。先のことを不安に思う、などいう発想がどこからも出てこないのだ。トンボのなかのトンボたる所以である
会社が終焉に向かう日々のなか、不満や自分の権利ばかりを主張する人、やる気をなくす人、これまでと変わらず黙々と業務をこなす人、やたら飲み会を開きたがる人、そのほかいろいろ、「こういうときに人間性って出るなあ~」などと横目で眺めつつ、わたしは、残りの3か月を目いっぱい満喫した。会社の解散を知らされて、セントラルキッチンの調理師やパティシエの数人が早々に辞めていった。その穴を埋めるために、わたしがよく手伝いに駆り出された。洗い物をしたり、簡単な調理作業だ。なにせ、わたしは〝雑用係〟だからね。しかも、それを喜んでやるわけだからね。会社のなかの〝便利屋〟である でも、だからこそ、ほかの人より、いろんな経験ができたのだ。そして、このときにパティシエの仕事を手伝ったことが、のちに、たいへん、たいへん、役に立ったのである。
ということで、19回にわたって、目覚め前の若い時代の「トンボのメガネ」から見えていた景色は、おおかたお伝えした。まあ、「青春編」といったところだ。お話しできることはまだまだたくさんあるが、いったんこのあたりで終わりにしようと思う。
一応、その後をごく簡単に話しておくと、会社解散後、表参道のシェアオフィスで小さな事業をスタートさせ、ただただ闇雲に走りまわるなか、30代半ばに妻と出会い、一冊目の本に書いたような精神世界に関係するあれこれおもしろいことを経験しながら、40代になって、ちょっとしたヒット商品を生みだしたことから、雑誌や新聞はもとより、たくさんのテレビに出演したかと思えば、6年間うつに苦しむという、精神面でも、健康面でも、金銭面でも、山あり谷あり(山が1に対して谷が10くらい)の日々を送ったのである。そして、目覚め後は、トンボをはるかに超えた〝太平楽〟な生き方をしているわけだ。
ということで、次回からは、「太平楽のメガネ」から見える景色や、日々のあれこれを、思いついたままにお届けしていくことにする。
それでは、また来週
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