\ Are you having fun? /
4月16日。新年度がはじまって、もう二週間が過ぎました。東京は、春本番です。日中は、薄着で出かける日も多くなってきました。みなさんのお住まいの地域はいかがですか?
さてさて、当園には、『基礎クラス』『金森講義室』『目覚めのクラス』『〝実践〟講座』、そして、6月からスタートする『〝バタ足4〟掘り下げ講座』と、五つの「特別授業」があるわけですが、「自分はどの授業を受けたらいいでしょうか?」というお問い合わせを多くいただきます。
あまり堅苦しく考えないでくださいね。以前から園の授業を受けているみなさんは、とても自由に、いろいろ受けていらっしゃいます。あれこれつまみ食いしてみたり、かたっぱしから受けてみたり
なかには、最近、ノンデュアリティを知ったばかりとか、本を読んだだけで、いきなり『目覚めのクラス』に参加して楽しまれている人もいますよ理解のおよばない話だろうが、何だろうが、大事なのは、あなたが楽しめるかどうかです。
お問い合わせをいただいたとき、その方が、まだ『バタ足ノンデュアリティ』をよく把握していない場合には、まずは、ユーチューブ『聴くおさらい帳』をくり返し聴いて、『金森講義室』や『〝バタ足4〟掘り下げ講座』で、大事なことをしっかり勉強してから、『〝実践〟講座』や『目覚めのクラス』に挑戦していくのがいいでしょう、とお答えしています。『基礎クラス』はとても大切です。土曜日の夕方、時間が取れるなら、受講するに越したことはないでしょう
それと、ひとつお知らせです。新刊、バタ足ノンデュアリティ4『ぜんぶが夢で、ぜんぶがホント』のサブタイトルが、「豪華客船『オーシャン・ノンデュアリティ』の旅」に決定です。今回は、船の旅なのです本の帯のキャッチコピーも、とてもいいよ。どうぞお楽しみに
ということで、今週も楽しくいろいろやっていきましょう楽しんだもん勝ちですよ
お勉強をはじめる前に
「基礎」より前の「大前提」のお話です。再確認しておきましょう。
いま目の前に現れているこのようすが、このようにあるだけ。
どうにも手をつけようがない。ただそのようにあるだけ。その気づきです。本当に単純なことです。
でも、このことばをくり返しているだけでは、誰もわからない。それをわかってもらうためにいろんなことばを使って、いろんな話をしているだけなんです。
真実は、「ただこのようすがあるだけ」です
『バタ足』シリーズより
本から抜粋してお届けします。
ポコッと現れた、ひとつの「思考」です。それ自体には、「よけい」も「よけいじゃない」もありません。「大事」も「大事じゃない」もありません。ただ現れるべき思考が現れているだけです。
『くり返し触れたい《バタ足》メッセージ373選 ~バタ足ノンデュアリティ3~』169ページより
年少さんのための『基礎クラス』
◎毎週土曜日の『金森講義室』の前に開いている、Zoomを使った5分ほどの無料のミニ講義です
くわしくは、こちら
◎『金森講義室』や『目覚めのクラス』とは違い、録画動画の配信はありません。ライブ参加のみとなります。
基礎を〝しみ込ませる場〟です。「基礎」と「初歩」はまったく違います。基礎はほんとに大事ですよー。基礎だけで「はっ」とするなんていうこともあるんですから
事実に触れる『〝実践〟講座』
◎〝実践〟に特化した講座です。園長の3分ほどの音声ファイルが、週に2回、メールで送られます。園長と一対一の授業ではなく、グループ授業です。
◎ただいま5月分の受付中。締め切りは、4月20日。詳細とお申し込みは、こちら
知ったことを、自分で〝たしかめる〟ことです。それがなければ、「頭のなかの世界」のことで終わってしまいます。それではもったいないですね。聞いた話は、どこまで行っても、聞いた話ですから
年中さんのための『金森講義室』
◎Zoomを使って、月に4回、毎週土曜日に、ライブでお届けするウェブ授業です。
◎ただいま5月分の受付中。締め切りは、4月20日。詳細とお申し込みは、こちら
〝ちゃんと楽になる〟ための〝土台をつくっていく場〟です。〝土台〟がしっかりしていないと、楽は楽でも、安定しない表面的なものになってしまいます。疑問や勘違いをなくして、着実にすすんでいきましょう
◎Zoomを使って、月に4回、毎週日曜日に、ライブでおこなわれる授業で、「年長さんのための」とあるように、『金森講義室』の上位クラスにあたるクラスです。
◎ただいま5月分の受付中。締め切りは、4月20日。詳細とお申込みは、こちら
♪「理解」じゃないのよ、ノンデュアリティは、Ha,ha~♪「実体験」だと言ってるじゃないの、Ho,ho~♫ 別名〝キャンドルクラス〟
読むだけで終わらせない『〝バタ足4〟掘り下げ講座』
◎Zoomを使って、月に4回、毎週水曜日の夕方におこなうウェブ授業です
◎新刊、バタ足ノンデュアリティ4『ぜんぶが夢で、ぜんぶがホント』を教科書にして、『バタ足』を体系的に順序立てて学んでいきます
◎授業は、6月からのスタートとなります。受付は、4月21日からです。くわしくは、こちら
バタ足の〝全体像を知る〟ことで、勉強そのものだけでなく、勉強との向き合い方もはっきりしてきます。むかーし教室で学んだ頃を思い出しながら楽しんでください
停滞から抜け出す『〝真理〟に近づく質問会』
◎Zoomを使って、参加者「20名限定」でおこなうグループ質問会です。
◎たくさん学んできて、頭ではいろいろわかっている、たしかに楽にもなってきている、でも、そこからすすんでいかない、行き詰まっている。そんなあなたのための場です。打開のための何かを見つけにきてください。
◎開催は不定期。2か月か3か月に一回程度の開催を予定しています。くわしくは、こちら
◎4月30日㈰分は、満席になりました
誰かさんがした質問とその答えで、自分の疑問が解けたり、「はっ」とすることがあります。反対に、あなたの質問が、みんなに気づきを与えることもあります。それが、この質問会です。いま、あなたが抱えている疑問をもって遊びにきてください。別名〝バーベキューの会〟
ユーチューブ『聴くおさらい帳』
◎最新のファイルは、バタ足モーニングメッセージvol.4「『いまの自分は、本当の自分じゃない』なんて思っていませんか?それは大まちがいです。」です。
「本当の自分」みたいなことばを聞くと、とても多くのみなさんが、「いま以外の場所」や「いまの自分ではない自分」のようなものを探しはじめます。そうじゃないよ。いまのあなたのなかにあるんですよ、というお話です
掲示板
特別なお知らせや、講座のお申し込み等でこちらから連絡が取れない場合などもここに書きます。
◎来る5月4日㈭、『金森講義室』ゴールデンウイーク・スペシャルとしまして、「金森の〝うつ病体験〟トーーク!」が開催されます。くわしくは、こちら
◎『バタ足ノンデュアリティ3 ~くり返し触れたい《バタ足》メッセージ373選~』kindle版は、こちら
説明やくわしい解説のあまりない『バタ足3』が楽しめるようになってきたら、勉強がすすんできた証拠です。わたしもたまにパラパラと、ページをめくるんですが、止まらなくなります。「いいこと書いてあるなぁ~」なんて
「トンボのメガネ」第18回
わたしが配属されたパーティー事業部は、会社名とは別に、ニューヨークでたいへんよく知られたケータリング会社の名前を看板に掲げていたことから、外資系の会社からの依頼が非常に多かった。会社が催すイベントや、CEOや幹部の家でのホームパーティーなどだ。ホームパーティーと言っても、その多くが麻布や広尾や白金などにある外人用マンションで、広い広い。ハンパない
そのなかでも、わたしの記憶にいちばん強く残っているのが、ある石油会社のCEOの家だ。とにかく部屋がたくさんあって、ゲストルームがいくつ、バスルームがいくつ、みたいな感じ。廊下が入り組んでいて、冗談抜きで迷う。ほんとの話。あとになってから、家賃が月340万円だと聞いた。一年じゃないよ、ひと月。笑うしかない。30年以上も前だ。いまの感覚でいうと、400万円ぐらいの感覚になるのかな
それから、ある銀行の日本支社長の家もすごかった。打ち合わせに行ったとき、その家のひとり息子(小学1年生)に、なんだか気に入られてしまい、かくれんぼにつき合わされた。上司から「こっちはいいから、遊んでやれ」と(まあ、打ち合わせはぜんぶ英語だから、わたしがいても役には立たないわけですよ)。かくれんぼは、もちろん、わたしがずっと鬼。ほんとに見つからないのだ。部屋が多すぎて。打ち合わせを終えた上司は、さっさと先に帰ってしまった。奥様から、わたしをもう少し居させてほしいとお願いされたらしい。こどもの遊び相手にだ。しかし、当然だが、こどもも英語がペラペラ。何言ってるか、さっぱりわからん。そのうち、わたしへの英語レッスンがはじまったのだ。これにはまいった。でもまあ、ママさんからとても感謝されたので、よかったが。そんなことがあったり、そのほかにも、たくさんたくさん、それはそれはすごいお家を拝見させてもらった
それと、パーティー慣れした外人さんたちのスマート立ち居振る舞いをいっぱい見たおかげで、「ああ、パーティーでは、こういうふうにするといいのね」という、ゲストのマナーみたいなものも学べた。ちょっとおしゃれなパーティーに招かれても、そこそこスマートに振る舞える自信がついた
イベントの内容として、印象深く記憶に残っているのが、ある美術館の改装記念を祝っておこなわれた屋外パーティー。これがまたおもしろかった。芝生の敷き詰められた広い庭にサーカスのような巨大なテントを張って、庭ぜんぶをパーティー会場にするのだ。とくに夜のライトアップ演出が楽しかったこの手の野外のパーティーには、トラブルが必ずといっていいほど発生する。はらはらドキドキだ。電気がショートしたり、動くはずの機械が動かなかったり。まあ、でも、とにかくぜんぶがおもしろい
そして、忘れない大きなイベントがふたつある。大学の卒業記念パーティーだ。東大と一橋大。これは理屈抜きでおもしろかった。とくに、一橋大は、校庭に、美術館のときとはまた違う、とてつもないテントを張っておこなった。数えきれないほどの風船を空に舞い上がらせたのも壮観だった。在学生も含めた学生たちの盛り上がりといったら半端なかった。大騒ぎ OBも来るし、関係者もいっぱいだ。お酒の消費量がすごかった。
一方の東大は、みなさん、比較的静か。でも、卒業生に向けた祝辞の面々が、さすがというか、「おおーっ」という顔ぶれでしたよ。会場設営や料理にけっこう工夫を凝らしたことから、企画や打ち合わせに非常に多くの時間を要した。そんなこともあって、とくに思い出深いというか、思い入れの強いイベントになった。わたしが関わったイベントの規模としては、このふたつが最大のものだった。最高に楽しいイベントだった
まあ、とにかく、仕事ぜんぶがおもしろくて仕方がなかった。上司に内緒でよく会社に泊まった。企画を練りはじめると、家に帰る時間がもったいなくてしょうがないのだ
だが、その一方で、前にも書いたとおり、指示どおりに仕事ができない、ミスをする。それがどうにもなおらない。で、そこから抜け出すには、指示を出す側の立場になればいいという、世にも安易な考えが芽生えはじめたのも、この頃だ。そして、そんな考えを後押しでもするかのように出会ったのが、ナポレオン・ヒルの『成功哲学』だったのである
それでは、また来週
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