昨日開催した
「江戸時代の思いやり文化を現代に取り入れる講座」
3名の海外からの留学生さんにご参加いただきました。
いつも思うのですが、
この学校の留学生さんたち、本当にまじめで
かわいらしくて、お話を聞いているだけで
つい、にこにこしてしまいます。
日本に来てまだ4か月なのに
日本語がとても上手でびっくりします。
昨日は彼らにアンケートを書いてもらいました。
一生懸命書いてくれた文章を読んでいたら
なんだか泣けてきたので、掲載しちゃいます。
■インドネシアからの男子留学生のアンケート(来日4か月:上級クラス)
「おもしろかったです。江戸しぐさのことは本当におもしろいです。
ちょっと残念な気持ちです。なぜなくなりました。」
(補足: 江戸しぐさがどうしてなくなったのか、ちょっと残念な気持ちです)
「どうやっても一度皆さんは江戸しぐさを持っているようになります。
江戸は大切と思います。マナーのことですから」
(補足:江戸しぐさは過去に3回捨てられたと説明したので、「日本人は
江戸しぐさのマインドを受け継いでいるので、また江戸しぐさの文化は
できてくると思います」と言いたいのではないかと・・・)
K君は、会場のセッティングのお手伝いや、みんなを呼びに行ってくれ
たり、本当に気が利くかわいい男の子です。
■韓国からの女子留学生のアンケート(来日4か月:上級クラス)
「同じことが本当に多いし 考えたことよりも 今の日本と江戸時代
のことについて話を聞くのが楽しかったです。」
(補足:自分の国と日本が考えていたより同じことが多かった)
「ほかの友達と一緒にききたいです。外国の人が聞いてもいい話
ばかりでした。次回も楽しみにしています。」
Dさんは、前回から2回目の参加。
一生懸命聞いて、うんうんうなづいてくれて、日本語も上手なので、
いろいろ韓国のことも聞かせてくれます。
■韓国からの女子留学生のアンケート(来日2か月:初級クラス)
Uさんは、来日2か月の初級クラスということで、Dさんの隣で
Dさんに翻訳してもらいながら、頑張って聞いてくれました。
2か月でこんなに書けちゃうってすごいですよね。
文字の上手・下手と関係なく、
一生懸命考えて書いてくれているのがわかります。
それにしても、
こういうの読んで、ウルッときちゃうって年取った証拠?
いやいや、私の感性が敏感なのだと思いたい。
日本人の参加者様からは、
江戸しぐさのもっと深い部分を知りたい、
もっと具体的な事例を挙げて説明してほしい
と言ったご意見をいただきました。
ありがとうございました!
こういった講座ってとても地味なものです。
メイクとか施術的なもののように即効性もないし、
すぐにどうこうという内容でもありません。
でも、続けていくことで、私を含め、一人でも多くの方が
もっと思いやりを持って生きることができたらいいなぁと
ひそかに思っております。
次回は、11月ごろの開催予定で~す。
江戸の文化を学ぶのに国際交流もできる不思議な勉強会です。