筋肉を肥大させたら、人間的にも成長しませんか? | パーソナルトレーナー大久保進哉の問題解決!

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パーソナルトレーナーとして、のべ1万人以上。セミナー講師として、1000回以上講演。健康運動指導士&健康運動実践指導者の養成講習会講師として活動中の大久保進哉のブログです。

運動指導者の価値を、医師、弁護士、税理士の三大専門家に並ぶ位に高めたいと思います!

20代の方は、言われた事はないと思いますが。
筆者が若い頃は「脳みそ筋肉」「筋肉バカ」「バカ」と揶揄された事が何度もありました。どういう意味か分かりますか?筋肉は鍛えてあるが「頭の中身が鍛えられていない」という意味なのです。

まずは筆者のプロフィールはこちらです。

 


さて、本文に戻ります。
真摯に筋トレを行い、筋肉を鍛え、筋肉を肥大させる。
これは素晴らしい事です。

また、筋トレを実践することで、メンタルも鍛えられます。
継続力や、鍛錬を続け、挑戦する気持ちや、集中力です。

 

しかし、トレーニングの原則の一つである「特異性の原則」に適応しますが、「文章力」「コミュニケーション力」「説明する能力」などは筋トレだけでは鍛えられません。

そして、残念ながら、上記が備わっていないと、前述の「脳みそ筋肉」や「筋肉バカ」と、一般世間的に言われてしまうのです。筆者は、繰り返しますが、数えたくない位に経験してきました。

例えば、プロ野球選手でも、パフォーマンスは素晴らしいのですが、ヒーローインタビューとか聞くと「あれ?天然?変な日本語?」のような選手がいますよね。年棒とか、筆者の10倍以上稼いでいると思いますが、残念ながら、金銭で騙されているケースも、後を絶ちません。行動体力は備わっていても、社会的な防衛体力が足りていないのです。

ちなみに体力の定義はこちらです。

 

 



定義とか教科書とか基礎、基本、原理原則、メカニズムとかにも興味を持つと、人間的な総合能力が醸成されます。

こういった、能力を時間をかけて醸成させるのが面倒くさいから、一発逆転を狙いたくなるのでは?理解は出来ますが、筆者は、賛成しません。

 

もちろん身体を全く鍛えていなくて、知性が凄い人も、バランスが悪いと思います。食事なんて、サプリメントさえ飲んでおけばよい!なんていうサプリメント偏重主義者もいるのです。

食事は、身体づくりのみならず、「家族や人とのコミュニケーション」の手段としても重要なのです。

前述の、「脳みそ筋肉」「筋肉バカ」になってしまうと、異業種の方や、例えば結婚相手の家に挨拶に行った際に、「筋肥大の話」しか出来なくなってしまいかねません。

こういった方は「心身一如」という言葉を贈りたいです。意味は、仏教で、肉体と精神は一体のもので、分けることができず、つのものの両面であるということ。 「身心」はからだと心。 

 

書籍は、こちらがおススメです。深代先生は、東大名誉教授でバイオメカニクスの世界的な権威です。筆者も、健康運動実践指導者養成講習会で、講師として末席でご一緒させて頂いております。

 

 

 

 

結語です。

何事も偏るのは良くありません。
偏重、偏向、偏見など。

筆者も、まずは「率先垂範」で、「脳みそ筋肉、筋肉バカ」と偏見の目で見られないように、言動や行動します。

ぜひ、皆様の応援や、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。

 

大久保進哉