僕は、予約をするのに「数か月待ち」が必要な、カリスマパーソナルトレーナーではないので、時折「無料体験キャンペーン」なども行います。さて、無料体験や割引体験を行っても、成約出来ない・・・。そのような方は多いようです。では、どうすれば、良いのでしょうか?不定期ですが、連続8回でご紹介致します。※僕の成約率は、平均70%です
第一回「まずはお茶からが基本」
いきなり恋愛の話のようですが・・・(笑)
人間関係づくりとは「距離感」だと思います。
それは、パーソナルトレーナーと、お客様も同様です。
例えば、好みの異性に出逢った時に。いきなり「私と結婚してください!」とは言いませんよね?「え!この人、常識知らずで、おかしい人?」と思われるのが関の山です。
その上、「貴方は、僕と結婚するしかないのです!」なんて迫られたら、それは「押し売り」です。※押し売りとは、断る権利を認めないこと
僕から見て、「体験会」で成約できないパーソナルトレーナーは「押し売り」か「押し売り」に近いのだと感じています。お客様にプレッシャーをかけ過ぎではないでしょうか?
では、この壁を突破するのは、どうすれば良いのでしょうか?
分かりやすく、3つで考えてみます。
①お客様が貴方のサービスの特徴や実績を、どの位理解しているかを把握する。もちろん貴方の事を知っている方が、話しやすいので、事前の準備も必要です。
②お客様は、貴方の人間性を見ています。「エゴイストで、マイペースでしゃべくりまくるトレーナー」は、敬遠されてしまいます。
③「では、お茶でもいかがですか?」というレベルを心がける。時間を共有しても悪くないかな?という意識レベルです。
翻って、医療やスポーツ科学の世界ではEBM(evidence-based medicine)という考え方が浸透して来ています。「根拠に基づきましょう。」という意味です。もちろん、根本的には賛成です。
しかし、多くのお客様は「根拠を知りたい」訳ではないのです。「根拠を理解して、分かりやすく方法論に換言してくれる」トレーナーが欲しいのです。「根拠の押し売り」も僕は疑問です。
例えば、病院でも、ダラダラとマイペースで専門用語を連発し、患者さんにメモを取らせる隙も与えず、悦に入ってしまう医師はいませんか?
「ご不明点はございますか?」なんて、まず言いません・・・。
それよりも、「メモを取りますか?」とか「この写真はプリントアウトしてお持ち帰りになりますか?」と「お客様(患者さん)ファースト」で考えてくれる医師の方が「お茶くらいならいいかな?」となりませんか?
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結語です。
つまり「成約する=次回お茶くらいならば、付き合っても良いかなあ」と思って頂ける行動を心がけてみてはいかがでしょうか?異性ならば特にです。
次回は「体験会における間の取り方」をご紹介致します。
では、「体験会」も情熱体力で!と言いたいところですが・・・。
「情熱と体力」は、押し売りしないように!(^^)/