今も、「最新トレーニング」や「効率的トレーニング」のような
宣伝文句で「ファンクショナル・トレーニング」が謳われる事が
あります。「流行を作りたい!キーワードを作って、手っ取り早く
お客様に尊敬されたい!」色々と意図があるのと思います。
それはさておき、大久保的に整理してみます。
まず、運動という概念で考えると、アメリカの運動生理学者である
アーサー・スタインハウス氏が提唱する「トレーニングとプラクティス」
が分かりやすいと思います。
「ファンクショナル・トレーニング」は右側の神経要因に刺激を
加える要素が大きいのです。
その修正エクササイズを「コレクティブ・エクササイズ」などと称し
あたかも「最新だ!」のように「バイアス」をかけられてしまう事が
あるのです。※「コレクティブ・エクササイズ」という名称は、
分かり易くて良いと思います。表面の言葉のインパクトだけ、コバンザメの
ように使うのは疑問です。
少し苦言します。
特に、運動も筋トレもせずに、「運動」を「お金に換えるための
手段」として利用している「既得権者」は「言葉でのバイアス」
をかけるのが大変お上手です。まるで「魔法や催眠術」
をかけるように(笑) 会議室で大きなお腹をゆすって、
「バイアス・マーケティング」に勤しんでいます(笑)
苦言終わります。
次に、ストラクチュアル・トレーニング(身体の構造=筋・骨格系)
を強化する。とファンクショナル・トレーニングで比較してみます。
この表は、大久保オリジナルです。「エビデンスベースではない
じゃないか!」というご指摘もあるかと思いますが、論拠はある
ので悪しからずです。
勘の良い方はお気づきかと思いますが、上記の内容と合致
すると思います。
「トレーニング(体力)=ストラクチュアルトレーニング」
「プラクティス(神経)=ファンクショナルトレーニング」
です。
では、メンタルに関しては、どちらが効果が高いと思いますか?
この質問に答えるには「生理的限界と心理的限界」という
考え方があります。
次回「生理的限界と心理的限界」について書く予定です!