筋力やファンクショナルに関して少し整理してみます① | パーソナルトレーナー大久保進哉の問題解決!

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パーソナルトレーナーとして、のべ1万人以上。セミナー講師として、1000回以上講演。健康運動指導士&健康運動実践指導者の養成講習会講師として活動中の大久保進哉のブログです。

運動指導者の価値を、医師、弁護士、税理士の三大専門家に並ぶ位に高めたいと思います!

今も、「最新トレーニング」「効率的トレーニング」のような
宣伝文句で「ファンクショナル・トレーニング」が謳われる事が
あります。「流行を作りたい!キーワードを作って、手っ取り早く
お客様に尊敬されたい!」
色々と意図があるのと思います。
それはさておき、大久保的に整理してみます。

まず、運動という概念で考えると、アメリカの運動生理学者である
アーサー・スタインハウス氏が提唱する「トレーニングとプラクティス」

が分かりやすいと思います。

「ファンクショナル・トレーニング」は右側の神経要因に刺激を

加える要素が大きいのです。
その修正エクササイズを「コレクティブ・エクササイズ」などと称し
あたかも「最新だ!」のように「バイアス」をかけられてしまう事が
あるのです。※「コレクティブ・エクササイズ」という名称は、

分かり易くて良いと思います。表面の言葉のインパクトだけ、コバンザメ
ように使うのは疑問です。


少し苦言します。

特に、運動も筋トレもせずに、「運動」を「お金に換えるための
手段」
として利用している「既得権者」は「言葉でのバイアス」
をかけるのが大変お上手です。まるで「魔法や催眠術」
をかけるように(笑) 会議室で大きなお腹をゆすって、
「バイアス・マーケティング」に勤しんでいます(笑)


苦言終わります。 

次に、ストラクチュアル・トレーニング(身体の構造=筋・骨格系)
を強化する。とファンクショナル・トレーニングで比較してみます。


この表は、大久保オリジナルです。「エビデンスベースではない
じゃないか!」というご指摘もあるかと思いますが、論拠はある
ので悪しからずです。

勘の良い方はお気づきかと思いますが、上記の内容と合致
すると思います。
「トレーニング(体力)=ストラクチュアルトレーニング」
「プラクティス(神経)=ファンクショナルトレーニング」

です。

では、メンタルに関しては、どちらが効果が高いと思いますか?
この質問に答えるには「生理的限界と心理的限界」という
考え方があります。


次回「生理的限界と心理的限界」について書く予定です!