明石暁/ボウケンレッド

ボウケンジャーのチーフ。真墨や映士には「明石」、他の仲間には「チーフ」と呼ばれる。ミッション開始時に指を鳴らして「アタック」、メンバーが手柄を立てた時は「グッジョブ」と言う癖がある。ボウケンジャーになる前は不滅の牙と呼ばれるほどの凄腕のトレジャーハンターでありその世界では伝説となっている。冒険が大好きで冒険を愛する心を大切にしていて、ことある毎に「冒険」「ちょっとした冒険だな」という言葉を口にする。情熱的探究心をを持ち、真墨曰く、「ただの冒険バカ」。冒険小説を読むのが趣味。冒険者としての自分に自身があり、それだけに冒険学校の試験に落ちた時はひどく落ち込んでいる。常に冷静沈着ではあるが、未知の冒険に目を輝かせたり、ツクモガミに金魚にされた際には「なぜこの俺が金魚なんだ?」とぼやいたり、父親の登場時は普段見ないような意地を張るなど、どこか子どもっぽい一面がある。元冒険者リュウオーンに自分の闇をみており、いずれ自分もあのようになるのかと不安に思っている。「誰にでも自分だけのプレシャスがある」という信念を持っている。かつてハンター仲間の柾木紫郎とキョウコを失った経験から仲間を人一倍大切にしており、時には熱く仲間を叱咤激励するのもその表れである。仲間を失う事を恐れておりそのためには命令違反をしたり自分の身を犠牲にしようとすることもある。大きなピンチにも動じず冷静に対処する大人の落ち着きを見せチーフとしてチームをまとめている。チームの編成や作戦を決定する絶対的指揮権を持つリーダーであり、仲間を自身を信頼して自身の命令に従っている。知力や体力、判断力に優れ、戦闘能力も高く最後のトドメをさすことが多い。その反面子どもに甘かったり、真墨たちにいじられて怒鳴ったりお笑いキャラ的な役割も担っている。また、冒険時には鈍感な感覚だが、さくらが自身に恋心を抱いている事に全く気付かないという鈍感な面もある。ネガティブシンジケート撃破後、正式に正式にチーフの座を譲り、宇宙用に改修したゴーゴーボイジャーで宇宙へプレシャス探索に旅立つ。さくらがゴーゴーボイジャーに乗っていた際は驚き、危険性を言うも、一緒に行く事になる。

伊能真墨/ボウケンブラック

少年時代からトレジャーハンターとして活動しており、若くして伝説のトレジャーハンターとなった明石に対してライバル心を燃やしている。ボウケンジャーへの加入も明石と勝負するためで、当初は勝負に勝った後は抜けるつもりだったが、明石の言葉を受けボウケンジャーに残る。アウトロー気質で、「任務中はコードネームで呼び合う」というルールに従わなかったりと他のメンバーとやや距離を置く事が多いが、オカルトやグリンピースが苦手という幼い面や正義感が強い一面もある。アクセルラーを手荒く扱っており、よく牧野に修理を頼んでいる。明石をライバル視する一方で、他のメンバーが明石の言動に疑問を抱いた際には逆に擁護するなど、根底では明石を信頼している。同時に、菜月のみがボウケンジャー加入以前からの仲間だったことや出会いの経緯から、菜月の事を気にかけている。映士がボウケンシルバーとして加入した時は、自分を「俺様」と呼ぶなどやや尊大で傲岸不遜な印象や態度が気に入らず衝突する事もあったが、次第に仲良くなる。闇のヤイバには少年時代にハンター仲間を全滅させられた因縁があり、その際、仲間たちを盾にして自分の身を守った事から、ヤイバに自身の心を見透かされる。ヤイバを撃破した後も、自身の心の闇を否定できず、一時はサージェスから姿を消す。しかし、最終決戦で仲間のもとへ駆け付け、「仲間の存在が自分を照らす光」という事を知り、ボウケンジャーに復帰する。その後、宇宙に旅立つ明石からチーフの座を譲り受け、新たなチーフとしてチームを引っ張って行くことになる。

最上蒼汰/ボウケンブルー

さくらからは「蒼汰くん」、菜月からは「蒼汰さん」、他の仲間からは「蒼汰」と呼ばれる。指を立てて話す癖がある。元はフリーの国際的スパイで、当時は命懸けの危険を冒すスリルを味わう為に何の罪悪感も持たずに幾つもの企業や国家を崩壊させている。しかし、ある事件をきっかけに自身が知らぬ間に多くの人々を傷つけていた事や、自身が酔いしれていたスリルには何の価値もない事に気付き、大きなトラウマとなった事で廃業し、前に進む為サージェスに身を投じボウケンジャーとなる。趣味はギター演奏。ギターや自分用のパソコンをサロンに持ち込んでいる。なんでもこなす器用な人間で優しく明るい性格。全方位の女性に優しいフェミストだが、尋常ではない上に敵味方問わずである為、プレシャスを簡単に奪われたりするなどピンチを招く事が多い。女性の事はちゃんづけ(菜月ちゃん、シズカちゃんなど)で呼ぶ事が多い。よくデートもしている。いい加減なところがあり、気さくなムードメーカーに徹しているが、元スパイならではの常任離れした強い精神力を持つ。スパイ時代のノウハウを生かした情報収集・分析能力はプレシャス探索に大きく貢献する一方で、仲間の情報も抜け目なく情報せずにいられない悪い癖を持つが、克服する。自分が助けた三毛猫が変身した少女・未夢(みゆ)に助けられた事がきっかけで、猫に戻った未夢と暮らす事になる。

間宮菜月/ボウケンイエロー

髪型はツインテールが特徴的である。2年前にある遺跡で気を失っていたところを真墨に助けられて以降、彼と共に行動していた。真墨と出会う以前の記憶がなく、唯一の手がかりである腕輪を調べ、過去を取り戻す為ボウケンジャーに加入する。過去を知らない不安を抱えているが、心は純粋な少女のまま身体が大きくなったが如く、普段は明るく天真爛漫な性格でその事を感じさせず、むしろ自分そっちのけで仲間を励ます優しさを持つ。一般常識には疎く、冒険者としての基本である地図を見て目的地を目指す事も苦手であり、真墨から「一人じゃ電車にも乗れない」と評されている。お人好しで、ドジを踏む事も多いトラブルメーカーだが、それがプレシャスに繋がる事もある。レッドをチーフと呼ぶものの、「ミッション中はコードネーム」というルールを守っていない為さくらによく注意されるが、他のメンバーがそのルールを忘れるとさくらの真似をしてツッコミを入れる調子のいい一面もある。外見とは裏腹にメンバーで1番の怪力・強靭な体力や一種の予知能力を持つなど、謎めいた面も持つ。一人でアルティメットダイボウケンを操縦し、攻撃で他のメンバーを巻き込んだ事がある。実は約10万年前に滅んだレムリア人の生き残りである王女で、本名はリリーナ。文明の崩壊を予期した両親により出生直後から長い眠りにつかされていた為、元から記憶が存在しない。また、身体年齢が19歳なのはレムリアの太陽の力により眠りの間は5000年で1歳しか歳をとらないよう成長を抑制された事に起因する。力もレムリア文明の王女としての力である。

西堀さくら/ボウケンピンク

ボウケンジャーのサブチーフ。真墨と映士からは「さくら姐さん」と呼ばれている。世界有数の資産家である西堀財閥の令嬢だが、やりたい事を見つける為に陸上自衛隊に入隊し、特殊部隊を経て射撃のオリンピック候補にまで登り詰める。その後、明石にスカウトされてボウケンジャーに加入する。頭の回転が速く、優れた洞察力と聡明さで、主に分析や作戦を担当し、緊急時の冷静で的確な判断力は自分を凌ぐと明石からも評されているが、やや真面目すぎる面もある。そのため仲間にも丁寧語で話したりしていたが、後に菜月や真墨を呼び捨てで呼ぶようになり、自然に笑えるようになる。明石が不在時には代わりに指揮を執るが、その真面目さゆえ全責任は自分にあると思いつめる。その判断力や真面目さは指揮する側に立つよりも、指示を受け自らの持つ技術全てをもって任務を遂行する側にまわる際に真価を発揮すると、自身は自覚している。自分に的確な指示を与えてくれる明石には信頼と深い尊敬を持ち、常にチーフとして自分に命令して欲しいと願っているが、それ以上に恋愛感情に近いものを匂わせる事もある。自身もその自覚があるが、真面目な性格ゆえかそれを表に出さずに抑え込もうと努めており、それに気づいている他のメンバーからネタにされイジられる事も多く、普段は冷静だがこれにはダジダジになってしまう。それゆえか強い結婚願望も秘めており、敵から「それではお嫁に行けない」と言われた時は相当カチンときている。甘い物が好きで虫が苦手。蒼汰と牧野の計らいでダイボイジャーに密かに乗艦、明石と共に宇宙に旅立つ。

高丘映士/ボウケンシルバー

本来は先祖代々アシュを監視・殲滅してきた高丘流の一族の末裔であるが、クエスターが出現した際にプレシャスの力を災害救助などに利用するサージェスレスキュー計画の一環として開発された装備を明石から託され、6人目の仲間となる。さくらからは「高丘さん」、菜月からは「映ちゃん」、他の仲間からは「映士」と呼ばれる。ボウケンジャーとなってからも、5人とは別行動をとることが多い。始めはボウケンジャーになる事を拒んだりボウケンジャーになった後もアシュにこだわったりしていたが明石の言葉や蒼汰の行動を見てだんだんと過去にこだわらなくなっていく。アシュに対抗する高丘流の様々な技を会得しており、対アシュ用の錫杖を武器にアシュと生身で互角に渡り合うほどの実力を持つ。戦闘能力は非常に高く仲間を助ける事も多い。実は人間である父・漢人とアシュである母・ケイの間に生まれた混血児で、両親が危惧したようにアシュの血が目覚めて自我を失い暴れた事がある。錫杖は父の形見でアシュ化を防ぐ効果を持つが、クエスターに破壊されて以降は自らの意思でアシュ化を防いでいる。髪の毛の一部が白いのは、少年時代に1度アシュ化した際に髪の毛全体が白髪化したのが人間に戻った際に一部だけ白いまま残った為。他の部分が茶髪なのは、1度白くなり黒に戻りきらなかった為。「俺様」という1人称などやや尊大な態度で傲岸不遜な印象を与えるが、一方でアシュの血を引いている事に悩みを抱える繊細な一面や、クエスターを倒した際に彼らの墓を作り埋葬する義理堅い一面もある。また、その出自ゆえかアクタガミやズバーンなど人間と異なる存在とも、敵対視さえしなければ分け隔てなく接する。セロリや大根などを携帯し、生でかじるほど生野菜が好物で、仲良くなった者にはお近付きの印としてプレゼントする。頭脳労働やデスクワークは苦手で、他のメンバーがプレシャスの調査をするため文献に目を通している時も1人だけ居眠りしたり、さくらから報告書作りを頼まれてもチマチマした事は自分には似合わない事と拒否した事がある。はっきりした事を言わない事を嫌い、ずばずばものを言う。