あれから20年。。 | 庄司ゆうこ オフィシャルブログ(ポジ☆ポジ☆ポジティブ)powered by アメーバブログ

あれから20年。。

阪神淡路大震災から今日でちょうど20年、、。


私が小学5年生の時でした。

神戸市須磨区に住んでいたので震度7経験者です。

私はその時、インフルエンザで高熱で苦しんでいて、いつもはお母さんと同じタンスがある部屋に布団敷いて一緒に寝てましたが、そのときだけは、別々のお部屋で寝てました。


私は1人でタンスの部屋で寝てましたが、夜中3時にいきなり目が覚めて寝苦しく、録画していたクレヨンしんちゃんを観ながら寝ようと思い、布団をテレビのある部屋に移動し、テレビを観ながらまた二度寝しました。


そしたら5時46分に震度7の大地震、、。


ママー!って叫びながら布団にもぐり、1人震えてました。。

食器が全部割れてしまい、大きなタンスが二つ倒れて壁にはヒビが入りまくり、、。

揺れが落ち着いてからお母さんが私がいるところに飛んできてくれたのをついこの間のことのように、ハッキリくっきり覚えています。

もしインフルじゃなく普通に元気だったら私とお母さんは一緒にタンス部屋で寝ているのですが、ちょうど17日の震災の日だけタンス部屋で寝ていなかったことが奇跡です。


タンスに下敷きになって大怪我をしているか、打ちどころが悪かったらもうこの世にはいません。


地震のあともしばらく、お水も出ないから水のいらないシャンプーで髪を洗ったり、ガス電気もないから、懐中電灯で明かりを付けたり寒過ぎたのでずっと毛布にくるまってたり、コンビニ行ったら見事に何も売ってなくて、家にあったカンパンを食べていたこと、他にも本当に大変だったことを今でもハッキリ覚えています。。


今では神戸の街は美しい街に戻り完全復興したように見えますが、大切な人を失った人たちの悲しみは消えることはありません。


やはり20年たてばその時の記憶が薄れがちになりますが、風化させないで防災意識を高めなければいけないと思いました。


また今、私たちは当たり前のように生活していますが、当たり前だとは思わず、1日1日に感謝をして生活していきたいと思います。