3月29日(金)18:30よりTOHOシネマズ日本橋にて「フランケンシュタイン」上演前のプレトークショーを行います。ゲストは映画評論家の渡辺祥子さん。大ベテランでいらっしゃるので、ちょっと緊張。ひたすらご高説をお伺いする役に徹しようかと。

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われらが藤田俊太郎氏が、読売演劇大賞+読売演劇最優秀演出家賞を受賞なさいました。おめでとうございます!

そんな藤田氏が、この秋のKAATの『リア王』上演に選んでくださったのが、私の『リア王の悲劇』。

これまでのクォート版+フォーリオ版の折衷版「リア王」と違い、シェイクスピアは改作したのだという説に基づきフォーリオ版に依拠した新訳です。ゴネリルとリーガンがお伽噺の悪い娘たちではなく、親父のパワハラに抗議する息づいた現代娘へと変貌します。『リア王』って全然単純な話じゃない(悪い娘たちにひどい目に遭わされたリアという話ではない)ってわかっていただきたいです。奇しくも5月には段田さん主演、松岡訳の『リア王』もあり、見比べてみてくださいませ。

 

新国立劇場オペラハウスでのオペラ「トリスタンとイゾルデ」、ホリプロ主催、マシュー・ボーン演出バレエ「ロミオ+ジュリエット」のパンフに寄稿させていただいています。どちらもお見逃しなく。

 

大修館書店の『英語教育』4月号からAlice in Wonderful Wordsの連載が始まりました。よせばいいのに、各章を朗読してQRコードから聴けるようにしましょうかなんて提案しちゃって、採用されちゃいました。自分で吹き込んで、自分で編集して、編集部に送って……時間がないのに、なんでこんな自分の首を絞めるようなことを言ったかなあと後悔しきり。でも、やるからにはきちんと朗読します。編集部からは、「声の使い分けがすごい」とのこと。まあ、芝居やってますから……それくらいは。ご興味のある方は、是非大修館書店の『英語教育』をご覧くださいませ。