緊急注意喚起です!
免疫チェックポイント阻害製剤治療中の患者さんが、
絶対にしてはいけないことについて。
厚労省及び国立がんセンターより、近々注意喚起・指導・査察等が
るという情報が入りました。
1.免疫チェックポイント阻害製剤「オプジーボ」治療中には、
絶対に自由診療の「活性化自己免疫細胞移入治療」を
併用しないでください。
*当たり前の認識のはずですが、もっと効果を上げたいと
そのような併用をしている患者さんが、増えており、
”重症間質性肺炎” ”重症勤務力症”等、生命にかかわ
急性重症疾患に罹患し、死亡例も発生しています。
1)免疫抑制解除された、リンパ球が元気になったところへ
更に活性化自己免疫細胞移入治療(自由診療)を
行えば、当然暴走しだす可能性は非常に高くなるため、
絶対に止めてください。
2.また、タルセバの耐性が出て、タグリッソへ薬剤チェンジする
予定の患者さんは、それまでの期間中には、
免疫チェックポイント阻害製剤治療をしないようにしてください!
これまた、免疫細胞暴走確率が高まります。
”重症間質性肺炎” 罹患率が、なんと!60%近いです。
最低、4カ月あけてからでないと、タグリッソができません。
つまり、無治療状態にするか、殺細胞毒性剤(脱毛する)
薬剤で凌ぐ選択を強いられます。
以上
今後、このことを(特に1番)を患者に知らせず、
自由診療の活性化自己免疫細胞治療を実施した
医療機関(クリニック)は、行政指導・業務停止命令・査察
などを受ける可能性ありとも情報が入りました。
*患者さんも充分注意をされてください。
この問題により、自由診療の免疫細胞治療は、
指定大病院やクリニックでしか、
治療できないようにする法整備も検討中のようです。
これは、うけることができる医療機関が激減し、
開業医、患者さんにとって、デメリットとなります。
ご注意と、至急改善を!!
沼袋健太より