こんにちは。
今、水面下で今後主流となるキャンサーを生き抜く治療、
”免疫チェックポイント阻害剤”の医療費が問題になっています。
例えば、オプジーボは、非小細胞肺がん治療にあてると、
1人あたり年間3500万円の薬剤費がかかります。
これを、
1)患者ご本人
2)保険組合
3)国家財政
で、分担しています。
しかし、免疫チェックポイント阻害製剤は、余りに高額のため、
高額医療限度額認定証により、
高額所得者でも年間100万円程度の負担。
定所得者の場合、年間40万円程度の負担で済みます。
つまり、3割自己負担とななりません。
それだけ、日本の国民皆保険は、患者に優しい制度になっています。
もし3割自己負担となると、1000万円以上が薬剤費だけで、
年間支払う必要があります。
つまり、億満長者しか投与できないことになります。
保険適用治療にも拘わらず、医療差別が生まれます。
しかしながら、今、水面下で、上記医療差別になりかねない案が、
薬価審議会にて、急浮上し、検討しているのです。
1.75歳以上には投与させない。
2.3割負担させる⇒つまり、年間1000万円を支払える患者だけが
投与できる。(実質、年収1億円程度ある患者のみ)
3.免疫チェックポイント阻害製剤が、本当に効果の出る患者に絞り込み
投与する。
遺伝子や細胞表抗体と、効果の関連性を研究し、
分子標的製剤のような投与メカニズムとする。
4.薬価を少し引き下げるような風潮、民意、行政がアクションする。
⇒今後、他のがん種にも承認され、多売となるため、この理論は
整然である。
以上が、主な対策案ですが、
1.2.は、患者の立場では、とんでもない話しですよね??
実は、各テレビ局が、既に特別報道番組の制作準備に入っているようです。
この問題をミスリードしないようにするために。
先般、沼袋健太も某テレビ局より、取材を受けました。
このブログにアクセス頂きました皆さんへ
上記1.~5.のどれを選択すべきかを一度お考えになり、
今後、全国の患者会を通して、声を上げていきましょう。
貴方のところへ取材が来るかもしれません。
しっかりと、考えを述べましょう!
まさに、社会保障=医療=生命の問題です。選挙の争点でもありますね。
以上
皆さん、真剣に考えて、声をあげましょう。
御自身、御家族の生命のために。
沼袋健太(キャンサーを生き抜くsns仲間の会)より