こんにちは。
がん幹細胞を殺傷する薬剤臨床開始最新情報:ブログ仲間情報抜粋です^^
これは、素晴らしいスマート&クレバーな情報です。
世界中の皆さまに勇気と希望を与えるために、下記の通り、
抜粋、記載させていただきます。
30年以上生き抜く時代は、もう始まっています。
記)
「進むがん幹細胞の研究と見えてきたがん細胞根絶に向けた
有効な治療法」
がん幹細胞はたとえるならば,がん細胞という集団の親玉ともいえますし,
黒幕ともいえます。
これまではこの黒幕の存在がわからなかったため,その子分は倒せても,
その親玉はなかなか倒すことができず,抗がん剤治療の効果も限定的なものでした。
しかし,これからはこの黒幕であるがん幹細胞の研究から,
その性質や弱点が解明されることで,がんの治癒率は
大幅に向上していくことでしょう。
事実,このがん幹細胞にダメージを与える薬剤は
すでに完成していると
ったら驚かれるでしょうか?
その薬剤は「サラゾスルファピリジン」という医薬品で,「スルファサラジン」「サラゾピリン」「アザルフィジン」などとも呼ばれています。
この医薬品は胃腸炎,潰瘍性大腸炎,クローン病,
関節リューマチなどの治療薬として20年以上も前から使用されていました。
この医薬品ががん幹細胞にダメージを与えることができるということを
つきとめたのは慶応大学医学部の佐谷秀行教授です。
「がん幹細胞の特徴と抗酸化機能」
がん幹細胞が抗酸化の能力をもって自らを守っているということは
すでに述べましたが,その抗酸化のメカニズムもすでに解明されています。
がん幹細胞に限らず,細胞の表面にはタンパク質の突起のような
分子がたくさんあります。
その突起には信号を細胞に伝えるアンテナのような役割をもつものや,
取入れたタンパクをペプチドとして免疫細胞に提示するものなど,
様々な機能があります。
このがん幹細胞の表面にはCD44というタンパク分子がたくさんあります。
実はこのCD44はXCTと呼ばれるタンパクをその窪みに固定することにより,アミノ酸の一種 シスチン を取り込み,強力な抗酸化作用のある
”グルタチオン”に変換し,活性酸素から身を守っているということが
解明されました。
この中で,たとえるならばXCTは抗酸化物質グルタチオンのもととなる
シスチンを取り込むポンプのような役割を果たし,
CD44はそのXCTを固定し,安定して機能させるためのアンカー(錨)の
ような役割を果たしています。
慶応大学の佐谷秀行教授は,
このXCTのポンプとしての機能を抑えることができれば,
抗酸化物質グルタチオンは生成されず,がん幹細胞は酸化され,
ダメージを与えることができるのではないかと考えました。
そこで,彼は世界中のあらゆる医薬品の文献を調査したところ,
先ほど示したサラゾスルファピリジンがこの機能を持っていることを
つきとめました。
マウスの実験ではこのサラゾスルファピリジン(スルファサラジン)を
胃がんのマウスに投与したところ,がんの成長を大幅に
抑えることが出来ました。
また,乳がんのマウスにもこのサラゾスルファピリジン(スルファサラジン)を
投与ところ肺への転移が抑制できたのです。
現在,この薬剤をがん患者に投与し安全性を確かめる臨床試験が,
国立がん研究センター東病院で胃がんの患者を対象に
開始されています。
しかし,残念ながら今のところ,この治験への一般公募は
おこなわれていません。
一般に新しい医薬品の開発は基礎研究からはじめて,
承認されるまで最低でも10年はかかるといわれています。
ところがこの薬剤はすでに,開発済みの医薬品なので,
基礎研究や動物実験を省略し,短期間で承認される可能性が
高いのです。
この医薬品はがん幹細胞の抗酸化作用を止めるはたらきがあるので,
放射線治療や活性酸素を発生させる抗がん剤の投与によって
容易に死滅させることが可能であると推測できます。
がん患者にとってはいち早くこの薬剤が抗がん剤として
承認されるよう期待したいところです。
以上
みなさん、是非、ご参考にされて、主治医にこの情報をなげかけて、
情報共有されてください。
1)分子標的製剤の開発・承認
2)進歩した免疫細胞療法
3)このがん幹細胞を退治するサラゾスルファピリジン(スルファサラジン)
の開発・承認
により、がん治療は、生き抜く時代に突入です。
もう間もなくです。
勇気と希望を持ちましょう!
免疫細胞療法成功日記クンより