【2012年6月7日 AFP】
がん細胞を直接攻撃するのではなく、患者の免疫系を強化するタイプの
がん治療薬2種を用いた臨床試験が成功を収め、
より大規模な臨床実験へと進む準備ができたと米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University )の研究チームが2日、発表した。
※ 2種の治療薬は共に米医薬品大手ブリストル・マイヤーズスクイブ(Bristol-Myers Squibb
)が開発したもの。服用者の体を蝕むがん細胞の保護膜を破壊し、免疫系の働きを助けるという。
New England Journal of Medicine )」と米シカゴ(Chicago )で開かれた米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology 、ASCO )で発表された
第1相試験では、
※ 私のコメント(緑文字)
下記の1)はヨーロッパで2013年承認され、メラノーマで投与開始。
そして、日本でも現在、国立がんセンターにて、治験中。
メラノーマPHASE3、
非小細胞肺がんと腎がんはPHASE2。
いづれも素晴らしい成績とのこと。
☆そして最新情報としては、この抗PD-1抗体(小野薬品)の
VIERSION UP 版が日本にて、
いよいよ治験PHASE1開始予定です。
既にVIRSION UP 前の薬剤で安全性と効果が確認され、
それに化学物質を少々加えるだけなので、
同じ毒性試験といっても危険性は、低いと推察されます。
2)の抗PDL-1抗体(分子標的製剤)についても、近々、日本にて、
治験開始です。
極秘情報のため、この最新情報は、すみません、
これ以上コメントできません。
なぜなら、凄い薬剤だからです。
患者会の方には情報提供を検討しています。
記)
1)免疫細胞の表面に存在するタンパク質PD-1の結合を阻害する
「BMS-936558」(抗PD-1抗体)の臨床試験は、
ジョンズ・ホプキンス大のスザンヌ・トパリアン(Suzanne Topalian )教授
(外科・腫瘍学)が率いた。
296人を対象に行われたこの試験では、非小細胞肺がん患者18%、
メラノーマ患者28%、腎臓がん患者27%の腫瘍が著しく縮小した。
さらに被験者の5~9%に6か月以上の病状安定がみられたという。
ただし、薬の服用が生存率に及ぼす影響についてはさらなる研究が
必要だと研究チームは述べている。
2)一方、がん細胞の表面に存在するタンパク質PD-L1の結合を
阻害する「BMS-936559」(抗PD-L1抗体)の臨床試験は、
同大のジュリー・ブラーマー(Julie Brahmer )准教授(腫瘍学)が率い、
207人を対象に行われた。
その結果、非小細胞肺がん患者10%、メラノーマ患者17%、
腎臓がん患者12%に薬の効果が確認された。
トパリアン教授は2つの治療薬について「PD-1とPD-L1が、
がん治療における重要なターゲットだということを強く示している」と
指摘している。
だが、今回の試験では被験者の14%に深刻な毒性作用が確認され、
うち3人が肺炎で死亡した。
☆⇒既にヨーロッパでは承認され、日本でもPHASE2~3に
進んでいるため、
毒性作用については、基準指標をクリアまたは、副作用を抑える
手段を整えたと推察します。
また、副作用として大腸炎や甲状腺異常が確認されたほか、
疲労感や肌のかゆみ、発疹といった症状を訴える者もいたという。(c)AFP
以上
実は、私はこの治験または、1)のVIRSION UP前の現行PHASE2が3に
以降する時の治験参加を検討中。
<理由>
本日、アバスチン+アリムタ標準治療でした。
総合評価はSDですが、
じわりじわり(ここ2カ月2~3ミリ)と、右肺の上から二番目が、
増大傾向ですね~。次の1手を打つタイミングですね。
この2剤併用で、ちょうど1年経過。
よく1年SDでした。普通は6カ月~10カ月で耐性ですので。
補完の免疫細胞療法+超高濃度ビタミンC点滴療法がしっかりと、
援護射撃しているからですね!
ということで、主治医からの提案があり、
抗PD1抗体と抗PDL-1抗体の素晴らしさは知っていたので、
いいタイミングだなあといったところです。
だた、治験は制約あり、リスクありのため、
更なる情報収集を裏で取る必要あり。
*BCGCWSも候補(自由診療)です。
今回の要点は、凄い薬剤が待っているということです。
みなさん!前向きにね!生き抜く時代はすぐそこですから^^
免疫細胞療法成功日記クンより
一般的な治療法で効果が見られなかった非小細胞肺がん、
メラノーマ(悪性黒色腫)、腎臓がん患者の4人に1人に腫瘍の
大幅な縮小が確認された。