こんばんは。
肺線がんで、EGFRに変異陽性がある患者には、
イレッサ、タルセバが処方されますが、
副作用で怖いのが、間質性肺炎です。
その予防に、昔からある安全な胃薬「セルべックス」が効果期待ありそうです。
相互作用はありませんし、そのものの副作用もほとんどありませんから、
イレッサ服用と合わせて、処方してもらえばいいのではないでしょうか。
以下ご参考まで。
胃薬で間質性肺炎予防 イレッサ副作用抑制
慶大研究チーム発表
「抗がん剤「イレッサ」による肺炎の副作用を、
広く処方されている胃薬「セルベックス」で予防できる可能性が
あることを、
水島徹慶応大教授(薬学)らのチームがマウスを使った実験で
明らかにし、20日発表した。
水島教授は「セルベックスはすぐにでも臨床応用が可能なので、
人での効果を確かめたい」と話している。
チームによると、イレッサによる副作用は、肺の壁が厚く硬くなる「線維化」を進行させ、間質性肺炎を引き起こす。
水島教授らはイレッサが、細胞を保護する役割のタンパク質「HSP70」の
量を減らすことを発見。
HSP70を増やして胃潰瘍を治療する薬のセルベックスに着目した。
イレッサの副作用によりHSP70の量を半分に減らしたマウスでは、
通常のマウスに比べ一・五倍の割合で肺の線維化が起きた。
これに対し、セルベックスを飲ませたマウスはHSP70の量は通常に戻り、
肺が線維化する割合も増えなかった。
また、マウスの遺伝子を組み換え、HSP70を常に多くつくるようにすると、イレッサを投与しても肺の線維化が起きないことも確認した。」
※2011年で、マウス試験ですが、セルべックスはその辺の
町クリニックで胃が痛いと言えば、処される安全・安心な薬ですから、
イレッサ開始の方は、主治医には真の目的は言わずに、
「胃の調子が悪く以前から「セルべックス」を処方されているので、
処方してください」といって、服用すれば、なんら問題ありません。
イレッサとの相互作用もないですから、試す価値はあると思います。
以上
ご参考まで。
免疫細胞療法成功日記クンより